社会人の医学部再受験生が医学部予備校に行くべき理由を紹介

医学部再受験情報ナビ※再受験で医学部合格を目指すための情報サイト

医学部再受験生が最短ルートで合格を実現するためには医学部予備校が必要な理由について解説

医学部再受験TOP >  医学部再受験生に医学部予備校が必要な理由を解説

医学部再受験生に医学部予備校が必要な理由を解説

東京大学・京都大学・医学部医学科として並べられるイメージの強い医学部受験ですが、近年の見通しの立たない不景気によって、高収入かつ社会的に安定した医師という仕事にあこがれて志望者数がどんどん増えてきています。

そしてそれは現役生や浪人生だけでなく、社会人経験を経ている医学部再受験生の中でも当てはまります。

しかし、ただでさえ最難関といわれる医学部受験ですが、医学部再受験となるとよりいっそう難易度は跳ね上がり、医学部再受験のことをいばらの道として比喩することもあります。

もし、医学部再受験を考えているなら合格・指導実績の豊富な医学部予備校に通うことをおすすめします。

今回は、なぜ医学部再受験生にとって医学部予備校が必要不可欠な存在なのか

について説明していこうと思います。

医学部再受験の難しさ

医学部再受験の難しさ

医学部受験では他の学部とは異なる難易度の高い問題が試験に出題される点、試験の科目数が多い点、定員が約110人前後と極めて少なく狭き門である点からそもそも大学受験で最難関として扱われています。

しかし、医学部再受験となるとよりいっそう厳しい戦いになると言われているのですが、これはなぜなのでしょうか。

この理由については大きく3つに分類されます。

医学部再受験生は大学受験勉強のブランクが長い

医学部再受験生は社会人経験をしており、大学受験の勉強からは距離を置いてしまっていることが理由の一つです。

現役生や浪人生は毎日のほとんどの時間を使って、志望大学医学部合格に向けて勉強をしてきており、継続的な勉強によって知識は蓄えられ理解が深まっています。

一方で医学部再受験生の場合は、それまでの継続的な勉強というものが現役生や浪人生と比べて圧倒的にないので、ほぼゼロからのスタートといっても過言ではないことになります。

現役生や浪人生でも医学部合格を成し遂げるのは至難の業であるので、医学部再受験生の場合はさらに合格から遠い位置にいるのは当然です。

年齢による記憶力・理解力の低下

医学部再受験生は現役生や浪人生と比べた場合、高齢であることが多いです。

したがって年齢によって記憶力や理解力が低下していることが多く、ただでさえブランクが長いのに元の感覚まで戻すとなると、かなり時間がかかってしまうことも。

そのため自分で計画的に受験勉強した場合でも、想像した以上に時間がかかってしまって大学の入学試験までに間に合わないなんてこともあり得ます。

医学部再受験生は面接試験が厳しい

2018年に東京医科大学を皮切りに、全国の国公立・私立医学部の入学試験で医学部再受験生を意図的に差別し、不合格にしていた事件は記憶に新しいと思います。

もともと医学部受験で、医学部再受験に対して寛容な大学か不寛容な大学かといった言われ方があるくらい、医学部再受験生に対しての差別があるのだろうと予想されてきましたが実際に大学側が認めたのは初めてでした。

現在は文科省が各大学を厳しくチェックしているので大丈夫ですが、それでも一部の大学には医学部再受験を快く思ってない大学があるということを知っておくべきでしょう。

また、面接試験で看護師や薬剤師といった医療従事者出身であれば医師志望理由はつくりやすいですが、他職種出身の医学部再受験生の場合は要注意です。

なぜ前の職を辞めてまで医師にこだわるのかをつついてくるので、曖昧な理由で乗り切ろうとすると減点される可能性は高いです。

さらに社会人経験があることから、礼儀作法については厳しくみられることもあります。

医学部再受験には計画が大事

医学部再受験には計画が大事

医学部再受験生は大学受験の勉強にブランクがあり、かつ記憶力・理解力が落ちていることから、やみくもに勉強してしまっては一年間を無駄にしてしまうでしょう。

そうならないためには、1年を通した合格までの計画を早い段階で建てておくことをおすすめします。

また、特に文系出身者の場合は高校では授業を受けていない数Ⅲと物理・化学・生物が新しく必要になるので、理系科目の計画をしっかり建てることが合格への第一歩となるでしょう。

また、志望大学選びについても早いうちに考えておくことをおすすめします。

各大学によって傾向や対策が変わってきたり、私立大学医学部の場合はスケジュールが密になっているので、把握しておくと入試直前に焦らなくて済みますし、各私立大学に合わせた対策をとることができます。

医学部再受験生の中には私立大学の学費の高さから国公立大学しか受験しない人もいますが、それでは受験機会が減ってしまうことに注意しましょう。

あくまでも最終目標は医学部合格であり、私立大学医学部でも各大学の奨学金を使えば比較的学費を抑えることは可能です。

そのため、積極的に私立大学のスケジュールを調べておき、私立大学の対策期間も取っておくことをおすすめします。

独学での医学部再受験合格は可能か

独学での医学部再受験合格は可能か

近年の医学部受験ブームによるさらなる難易度の向上を考えると、独学での医学部再受験合格は可能ではありますが、かなり厳しい戦いになると考えられます。

独学の場合、授業を一切受けずに参考書・問題集を使っての演習がメインとなります。

最近の参考書や問題集は解説が非常に丁寧なので、独学でもなんとかなりそうと考えてしまうのも無理はないですが、解説を読んでも分からない問題に出会ったときにすぐに質問できる環境が整っていないのが、独学のデメリットです。

医学部受験では全科目を偏差値60以上まで磨き上げることが必要で、苦手科目を作ることが不合格につながる試験なので、分からない問題をそのままにしておくことは本当によくないです。

医学部再受験ではディスアドバンテージがもともと多いことを考えると、できるだけ質問をして解決できる環境があった方が効率良い勉強ができるのは間違いないです。

同様に独学のデメリットとしては添削してもらえないことが挙げられます。

英語の和訳・英作文や数学の答案などは自分で採点しても甘くなってしまうことがほとんどで、あてにならないです。

志望大学の過去問を解いて自分で丸付けしたら合格点を余裕で越えてたのに、本番の試験は全然足りずに不合格なんて話もよく聞きます。

独学では模試を除いて、日々の演習のすべてが自己採点となってしまうので、自分には何が足りないかが分からず演習を無駄にしてしまう医学部再受験生が多いです。

英語や数学など、記述分野における採点は医学部予備校の各科目専門のプロに任せるのが一番いいので、やはり独学で行うのは難しいと思います。

また、独学では面接対策が疎かになってしまいがちなのも不利な点です。

面接対策の本は多く出版されていることは間違いないですが、それらの本はあくまでも一般的な質問への対策が多く、医学部再受験生向けとは決して言えません

面接対策を独学でやっても、それが適切で有効な受け答えなのかはわからないですから、やはり医学部再受験の面接試験を熟知した医学部予備校のプロに任せるべきです。

もし英数理などの筆記試験対策を独学でやろうと考えている場合でも、入試直前には医学部予備校で面接試験対策指導を単体でとることもできるので、積極的に利用するとよいでしょう。

専門予備校の選び方

予備校の選び方

ここまでに医学部再受験で合格することがどうしていばらの道であるか、そして独学で合格するのはなかなか難しいことを説明してきました。

医学部再受験生にとって、やはり受験勉強へのブランクと年齢による記憶力・理解力の低下は志望大学の合格にかなり不利です。

こうしたディスアドバンテージを背負いつつ、医学部再受験を乗り切るには独学は避け、予備校に入って指導を受けた方がいいでしょう。

では予備校は大手予備校と医学部予備校のうち、どちらを選んだ方がより医学部再受験生にとって合格に近道でしょうか?

ここでは2つの予備校を比較していこうと思います。

授業のスタイル

大手予備校では大教室に、多い時には100人近くが集まって授業を受けることが多いです。

その授業も講師が黒板に書いた内容をひたすらに板書するものであり、親身な授業とは言えません。

そのため、授業内で講師一人が個々の生徒をじっくり見るということは不可能であり、授業中に生じた疑問点もなかなか聞きにくい雰囲気があります。

一方で医学部予備校では、少人数制指導個別指導専門のところがほとんどで、大手予備校に比べて授業中に講師と生徒間の距離が近いことが特徴です。

このおかげで講師は生徒の苦手分野を把握しやすく、弱点に沿った指導をすることが可能なのが医学部予備校の強みです。

講師

大手予備校・医学部予備校の講師はどちらもその科目のプロなので指導の質については大きな差はないでしょう。

しかし、大手予備校の講師は決して医学部志望者を専門に指導しているわけではなく、東大・京大・その他国公立・私立大学の志望者も指導しています。

一方で医学部予備校の講師は医学部受験を専門として指導しており、入試では医学部だけ別の問題のこともあるので、専門として指導している講師の方がより傾向・試験対策として効果的な授業となると考えられます。

また私立大学医学部の試験問題は非常に難解で、珍しい視点の問題が出題されるので、私立大学医学部を受験する場合はより専門的に指導している医学部予備校の講師の方が適しているでしょう。

学費

一般に医学部予備校の学費の方が大手予備校の学費よりもかなり高額です。

そのため医学部再受験生の一部が、経済的な理由で医学部予備校を避けて大手予備校を選んでしまうことも事実。

しかし大手予備校では追加で夏期・冬期講習や対策講座をとろうとするとさらにお金がかかってしまいます

医学部予備校の学費はそういった講習の授業料や模試の料金がすべて含まれているので、それ以上上がらないことを考えると、実際の学費は大手予備校と医学部予備校であまり変わらないと考えられます。

医学部再受験は医学部予備校に頼るべき!

医学部受験はただでさえ難関なのに、社会人経験を経た医学部再受験となるとブランクもある分、よりいっそう合格まで厳しい戦いになります。

もし医学部再受験で少しでも志望大学の合格に近づきたいのなら、医学部予備校の授業をとることをおすすめします。

医学部再受験生は現役生・浪人生への遅れを取り戻すためにまずは基礎学力を底上げしなくてはならず、短期間でそれを成し遂げるには自分の弱点を把握し一つ一つ潰していくことが必要です。

医学部予備校は少人数制指導や個別指導のコースがメインなので、講師に自分の苦手を把握してもらえ、それに合わせて指導してもらえるので、医学部再受験生にとっては志望大学合格にかなり有利です

また医学部予備校では生徒一人一人に合わせた医学部合格にむけての学習計画を建ててくれるのでそれに合わせて勉強すればよく、計画を建てる負担が軽減できます。

医学部予備校では合格までのスケジュール管理をしてもらえ、常に最新の医学部受験情報や志望大学の傾向対策情報が入ってくることも医学部再受験生にとってはありがたいです。

医学部再受験生の中には医学部予備校の高額な学費から、独学や大手予備校を選択してしまう人もいますが、志望大学に合格して医学生となった未来の自分への先行投資と考えると安いものです。

医学部再受験を考えている社会人の方は、まずは無料の体験授業だけでもいいのでぜひ医学部予備校を頼ってみてください。

医学部予備校の口コミ・体験談を大募集!

当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。

口コミはこちら

ページトップへ戻る

サイトマップ | 企業概要 | 個人情報保護の方針 | 利用規約 | お問い合わせ

Copyright (C) 医学部再受験情報ナビ※再受験で医学部合格を目指すための情報サイト All Rights Reserved.