北里大学医学部

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北里大学医学部医学科は医学部再受験にとって合格できる大学の1つかどうかを年齢の寛容度や入試データを基に解説

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北里大学

神奈川県相模原市に位置する私立大学の北里大学。

北里大学の創立者である北里柴三郎は、破傷風純粋培養に成功、免疫抗体を発見し、血清療法を確立しました。

そんな北里柴三郎先生に憧れて、そういった理由で北里大学を志すという人も少なくないでしょう。

本記事では、北里大学医学部医学科について概要や特徴、医学部再受験生の合格状況や北里大学医学部再受験に対するポイントといったことについて紹介していきたいと思います。

北里大学医学部医学科の特徴・カリキュラム・概要

北里大学医学部医学科の特徴・カリキュラム・概要

まずは、北里大学の特徴カリキュラム、概要情報について簡単にまとめていきたいと思います。

特徴

北里大学の特徴として、以下のような、人材の養成・教育研究上の目的があります。

「医学部は、広く体系的な知識と確実な技術を持ち、それを深化させるよう最先端の医学知識を意欲的に吸収できるような自己研鑽学習を継続する人材を育成するとともに、開学以来実践されてきた「チーム医療」の実践家となるため、他者に共感し、協働して物事に取り組むことができ、倫理観を持って広く社会に貢献できる人材の育成を目的としています。

そのための教育研究上の目的として、

  1. 人間性豊かで優れた医師の養成
  2. 学際領域を含む医学研究の推進
  3. 国際貢献の推進と地域医療への協力
  4. 予防医学の推進、の4項目をあげ、教育の基本理念としています。」

北里大学ホームページより引用

ただ医学を学ぶだけではなく、人間性を育み、海外や研究分野でも活躍のできる人材を育てようという理念が見えてきますね。

北里柴三郎先生の目指した医学教育と一致しているのではないでしょうか。

カリキュラム

●1年次

北里大学1年次は、一般教育科目であったり、基礎医学といった授業を履修します。

一般教育科目では、人間形成あったり、自然科学系、数理・情報系、外国語系といったいわゆる教養科目を勉強していきます。

また、1年の段階で「病院体験当直」といったものがあり、早期に実際の第一線の医療の現場に触れることができるので、医師として働くことの重要性であったり、その目的意識や熱意を育むことができます。

基礎医学では、タンパク質化学や遺伝子学、解剖・発生学といったまさに医学の”基礎”となる部分を勉強していきます。

●2年次

2年次では1年次から引き続き基礎医学を勉強します。具体的な科目としては、病理学や生理学、寄生虫学と言ったものを学ぶことになります。

病理学実習では、臨床病理カンファランスに実際に参加することで病理学に対する深い理解をすることができます。

また、2年次カリキュラムの目玉となる解剖学実習では、実際の神経の走行や筋肉の付着部位などを目で見ることで臨床科目の基礎となる人間の身体について学習することができます。

●3年次

3年次ではいよいよ器官別総合教育、すなわち臨床科目の授業が始まります。

さらに、3年次では約一ヶ月間、各研究室に配属され、医学研究に触れることになります。

もちろん、希望があれば一ヶ月を超えた研究室配属が可能です

●4年次

4年次の夏休み明けには、4年間の勉強の集大成としてCBTとOSCEという2つの共用試験を受けます。

そして、4年の後期からは北里大学病院に隣接した北里大学病院で、少人数のグループに分かれて病院実習が始まります。

●5年次

5年次では基本的に4年次から引き続いて北里大学病院での実習を行い、それぞれの診療科を回っていきます。

4年時から合わせると合計28の診療科を回ることになるので、非常に充実した実習になります。

救急救命医学実習では、心肺蘇生法のトレーニング等の実践的なトレーニングも行います。

●6年次

6年次では、自分の希望の診療科を選択して、チームメンバーの一員として実習を行います。

この選択実習では、希望があれば北里大学病院以外の病院や、海外での実習を行うこともできます。

また、医師国家試験に向けた統合講義を受けて、冬にある医師国家試験に備えます。

この国家試験に合格すると晴れて医師になることができるのです。

概要情報

ここでは、北里大学医学部医学科の概要情報について簡単にまとめておきたいと思います。

区分 私立
キャンパス所在地 〒252-0373 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
学費 1年次年額:9.000,000円、2/3年次年額:6,400,000、4/5/6年次年額:5,700,000円、6年間総額:38.900,000円
偏差値(河合塾) 62.5
医学科公式ホームページ https://www.kitasato-u.ac.jp/med/
男女別在籍者数(2021年度) 男:435人(58.2) 女:312人(41.8) ()内の単位は%パーセント

医学部再受験生の合格状況や年齢の寛容度

医学部再受験生の合格状況や年齢の寛容度

結論から言いますと、北里大学は年齢に比較的寛容であり、医学部再受験生におすすめの大学の1つと言えます。

なぜ、医学部再受験生におすすめかは下記で説明していきます。

22歳以上の合格状況

まずは北里大学が公開している2021年度の医学部入試の年齢別受験者数及び年齢別二次試験正規合格者数の内訳をご覧ください。

下のすべての数字は、各年齢の受験者数及び合格者数を示しており、括弧内の数字は全体に占める割合を占めています。

令和3年度
受験結果
(2021年度)
現役生 一浪 二浪 三浪 四浪以上
受験者数 669(37%) 499(27%) 285(16%) 128(7%) 245(13%)
合格者数 45(36%) 45(36%) 20(16%) 5(4%) 11(8%)

北里大学が医学部再受験におすすめの理由

上の表を見ていきましょう。

最も左の段は、北里大学ホームページに則って四浪以上と記載していますが基本的に18歳は現役生、19〜21歳は浪人生、22歳以上の受験生の多くは再受験生であるということを考えると、多くは再受験生が占めていると考えられます。

ここでは簡便のため、四浪以上を再受験生として考えてみます。

このように考えると、2021年度の北里大学医学部の医学部再受験生の受験者数が245名で、医学部再受験生の正規合格者数が11名ですから、大まかに20人に1人の再受験生が成功を勝ち取っている計算になります。

再受験生は現役生や浪人生に比して、キャリアや加齢による脳の衰えにより医学部に合格する確率が小さいということを鑑みると、この数字はかなり良い数字であると捉えることができます。

特にいくつかの私立大学では年齢差別をしていることが明らかになった昨今の状況を踏まえると、魅力的な数字です。

合格者全体に再受験生の合格者が占める割合も8%と、学年の約12人に1人が医学部再受験生であると考えられます。

再受験生は入学後に年齢の関係で人間関係が気づきにくいというデメリットがありますが、これだけ医学部再受験生の合格者がいれば、年の近い再受験生同士で人間関係が築きやすくなるでしょう。

これらを踏まえると、医学部再受験生にとって北里大学医学部の医学部再受験は年齢に寛容でありかなりおすすめできるといえるでしょう。

北里大学以外に医学部再受験生が併願したい大学

北里大学以外に医学部再受験生が併願したい大学

東海大学

東海大学医学部は神奈川県伊勢原市下糟屋に位置する総合大学医学部です。

東海大学は年齢に対して寛容な姿勢をとっていると言われていて、2018年に世間を騒がせた医学部不正入試事件に伴う文部科学省の調査でも、22歳以上の合格者が全体合格者のうちの20%以上を占めていました。

このデータから見ても、東海大学医学部は医学部再受験生に対して寛容な姿勢をとっていることは明らかです。

また、東海大学医学部は全国に先駆けて学士編入試験を導入したことで有名で、元来医学部再受験生に対して門戸を開いているといった印象です。

そんな年齢に寛容な東海大学医学部ですが、一次試験の理科が一科目でいいという特徴があります。

理科は医学部再受験生にとって山であり、多くの医学部再受験生は理科に苦しめられていますが、東海大学医学部では理科が一科目であるため有利といえます。

また、2022年度の入試から、数Ⅲを数学の範囲から除外すると発表したため、よりいっそう医学部再受験生にとって負担が軽減されることになります。

よって東海大学医学部は医学部再受験生におすすめの大学です。

日本医科大学

日本医科大学医学部は東京都文京区千駄木に位置する、慶応義塾大学医学部・東京慈恵会医科大学医学部に並ぶ私立御三家の一つです。

日本医科大学医学部もまた、年齢に対してかなり寛容な姿勢をとっていると言われていて、2018年の文部科学省の調査でも、不正な入試を行っていないと認定されました。

日本医科大学は昔から医学部再受験生に寛容と噂されており、実際に入学した医学部再受験生の声も多いのが特徴です。

私立御三家の一つなだけあって難易度が高く、その結果として22歳以上の合格者は全体の3%と少ないですが、2回ある面接試験は非常に温和な雰囲気で、全く年齢差別的なことはなかったと報告されています。

実際多くの医学部予備校で、日本医科大学医学部は年齢に対して寛容といわれているため、受験者の割合では2浪以上の学生が大部分を占めています。

2018年に学費を大幅に下げたことでさらに倍率が上がってしまい、単純な学力勝負になってしまうので、自分の実力に自信のある医学部再受験生はかなりおすすめのできる大学となるでしょう。

北里大学入学試験を医学部再受験で合格するための対策ポイント

北里大学入学試験を医学部再受験で合格するための対策ポイント

※最新の受験情報については、変更の可能性があるので必ずご自身で受験要綱をお読みくださるようお願いします。

北里大学医学部医学科入試に合格したい医学部再受験生は、下記のポイントに注意しましょう。

  • ポイント1:難易度が比較的高めの数学で安定した得点を取れるようにする
  • ポイント2:平易な物理・化学の問題をスピード重視で手堅く取れるようにする

ポイント1:難易度が比較的高めの数学で安定した得点を取れるようにする

北里大学の数学は、比較的難易度が高いものとなっています。

したがって、この数学でどれだけ点数を稼ぐことができるかどうかが合否の分かれ目とも言えるでしょう。

難易度の高い数学の問題に対応するために、どのように勉強を進めていくかを簡単に解説していきます。

  1. 教科書を読み込み、定理などを暗記ではなく自分で考えて説明できるようにする
  2. 「青チャート」や「FocusGold」といった典型的な問題が網羅的に載っているような問題周を一周(間違えた問題は二周)行って、基礎的な問題は絶対に落とさないようにする
  3. 「上級問題精講」や大学への数学シリーズを用いて、応用問題への対応力を磨く
  4. 模試や過去問を解いて、北里大学数学の傾向を掴み、その分野の演習を2や3に戻って繰り返し行う

以上の1-4をしっかりと行うことができれば北里大学入試数学では高得点を狙って、合格に近づくことができるでしょう。

ポイント2:平易な物理・化学の問題をスピード重視で手堅く取れるようにする

北里大学入試の物理・化学は問題のレベルとしてはかなり基礎的なものとなっており、時間が十分にあるならば差がつかないような試験になっています。

しかし、制限時間がかなりタイトなものとなっていますので、平易な問題をミスせずに素早く解くことが必要となってきます。

この対応策としては、日頃からある程度簡単な問題、例えば共通テストの過去問のようなものだったりを、制限時間を厳し目に設定して演習を積むことが重要です。

一般選抜(入試)結果【2022年度最新版】

一般選抜(入試)結果【2022年度最新版】

一般選抜入試の2022年度の結果を見る前に、まずは北里大学医学部医学科の前期試験入試の受験科目関連情報を見ていきましょう。

北里大学は私立大学であるため、入試は大学での試験のみで国立大学医学部受験では必須となる共通テストがないことに注意しましょう。

以下、北里大学ホームページより引用し、配点を記載しています。

一般前期入試 2022年度の試験科目と配点

第1次試験:学力検査(500点満点)

【数学(150)】 数学Ⅰ(「データの分析」を除く)、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B(「確率分布と統計的な推測」を除く)
【理科(200)】
※2科目選択
①物理基礎、物理(「原子」を除く)
②化学基礎、化学
③生物基礎、生物
【外国語(150)】 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ

等により入学志願者の能力・適性等を総合して判定します。

第2次試験(第1次試験合格者のみ)

  • 論文
  • 面接
  • 出身学校長の調査書
【論文】 論理的思考能力、記述力、表現力、考察力、理解力を評価します。出題形式は、一つのテーマについての論述とします。
【面接】 将来医師としての職業に直結する受験生の人物、意欲、適性を評価します。形態は、グループ面接または個人面接、あるいは両方を複合した方式で行います。

※入試形式は変更する可能性もあるので、入試最新の情報は逐一大学の発表するサイトにアクセスして確認してください。

入試倍率

2022年度も含めた入試倍率を見てみましょう。入試倍率は、志願者数/合格者数で計算しています。

年度 倍率 合格者数 志願者数
令和4年度
(2022年度)
6.35 326 2070
令和3年度
(2021年度)
4.78 401 1915
令和2年度
(2020年度)
8.38 235 1970

※参考:北里大学ホームページ、大学受験パスナビ

年度によって大きく入試倍率にばらつきがあることが気になります。

合格者数も、私立大学医学部ではよくあるように、国立大学合格者や補欠者を見据えて募集人数を大きく超えているという点が特徴的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

北里大学の特徴やカリキュラム、受験対策ポイント、医学部再受験生に対する寛容度や一般選抜の結果等を見てきました。

もちろん、医学部再受験生にとってその大学が年齢に対して寛容なのかどうかという点が最も気になるところかとは思いますが、どんなに年齢に寛容でも、その大学に合格することができるレベルの学力は身につけておく必要があります。

合格のためには、入試過去問を確認して、問題の傾向を自分で分析しておくことが重要でしょう。

また、進級のしやすさであったり留年率・部活動の充実度と言った学生生活に関わる部分もしっかりと事前に調べておきましょう。

皆さんの医学部再受験がうまくいくことを祈っております。

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