国公立大学の合格者数から医学部再受験に寛容な大学を紹介

医学部再受験情報ナビ※再受験で医学部合格を目指すための情報サイト

医学部再受験の場合は時間が限られてくるので高得点が目指せる科目優先的に学習します。

医学部再受験TOP >  医学部再受験生はどこの国公立大学へ合格している?

再受験生の多い国公立大学を紹介

医学部再受験生はどこの国公立大学へ合格している?

医学部医学科は東大・京大に並ぶ大学受験最難関といわれており、現役生・浪人生であっても合格するのは難しいと言われています。

もともと医学部受験は難関といわれてきましたが、日本では近年の不景気によって、医師という高収入かつ安定した職業に対しあこがれが強くなり、医学部を志望する学生もかなり増加してきていて、志願者の増加に伴うさらなる難化が見込まれています。

社会人においても当然そのブームが起きていて、医学部再受験をする社会人はどんどん増えてきています。

では、医学部再受験生で成功した人たちはどの大学に進学しているのでしょうか。

今回は国公立医学部に進学した医学部再受験生についてフォーカスします。

医学部再受験はいばらの道!?

医学部再受験はいばらの道!?

医学部受験は現役生や浪人生であってもかなり難しいと言われており、東大京大その合格難易度は匹敵すると言われています。

そして医学部再受験は、ただでさえ難しい医学部受験と比べてもぶっちぎりの難しさになるため、様々なサイトで「いばらの道」として評されています。

なぜそこまで医学部再受験の難易度は高いのでしょうか。

受験に対するブランク

医学部再受験生は社会人経験を経ていることが多く、受験勉強から遠ざかっていたことがほとんどです。

そのため、継続して知識を蓄積してきた現役生や浪人生と比べて、忘れてしまっている知識が多いことがかなりのディスアドバンテージになってきます。

現役生や浪人生は今ある知識から、応用・発展につなげることを目標にしますが、医学部再受験生の場合はまず知識を呼び戻すことからのスタートになってしまうのです。

また、別学部を中退して医学部再受験をする人も一定数いますが、大学に入学してから意外と忘れていることも多いと思います。

もし大学の別学部に在籍しているなら、少なくとも大学2年生までに勉強に着手していることが理想です。

年齢による記憶力・理解力の低下

医学部再受験生は現役生や浪人生と比べると高齢です。

20代後半や30代前半であればそこまで大きく変わることはないかもしれませんが、30代後半以降は年齢的に記憶力や理解力が落ちてきます

ただでさえ高校時代の記憶を呼び戻す必要があるのに、記憶力や理解力が落ちていると、よりいっそう時間がかかってしまうことは明白です。

また試験ではゆっくり思い出すのではなく、迅速に解く必要がありますが、年齢を重ねるごとにこうした瞬発力も失われてくるのでやはり医学部再受験は厳しいと言えます。

再受験生に不寛容な大学

2018年に社会問題にまで発展した医学部の不正入試問題の記事。

発端は東京医大の裏口入学、年齢・女子差別でしたが、その後、文部科学省が全国の医学部を調査した結果、国公立・私立あわせて複数の大学で年齢や性別を理由に不利な入試を実施していことが分かりました

このように医学部ではもともと医学部再受験生のような高齢受験者に対し、快く思わないところがあることも事実です。

そのため医学部再受験生に対し不寛容な医学部を受験しようとなると、どうしても面接試験で現役生に差をつけられてしまうことも。

現在は文部科学省が目を光らせているので大丈夫だとは思いますが、時間が経てばまた不寛容にしてくることもありえるので注意です。

厳しい面接試験

年齢に寛容かどうかに限らず、基本的には医学部再受験生は面接試験で厳しく追及されます。

大前提として医学部再受験生は社会人経験をしていることがほとんどなので当然そういった立ち振る舞いや話し方、身だしなみを面接試験で高い水準で求められます。

そして、一番の追求ポイントは「なぜ医学部なのか」です。

今までの仕事をやめてどうして医学部に進学しようとしたのかは、やはり細かく追及されることがほとんど。

看護師や薬剤師といった医療従事者出身であれば、比較的理由は考えやすいですが、全く違う職種からの再受験であれば当然つつかれます。

その場しのぎのウソなど、長年面接試験を担当してきた人ならすぐに見抜かれるので、念入りに面接試験対策をとっておくことをおすすめします。

再受験生の進学した大学(2021年度)

再受験生の進学した大学

下記の表は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が集計している大学基本情報をもとに作成した、2021年度の国公立医学部医学科の年齢別入学者数です。

なお、医学部再受験生を22歳以上の受験生として作成しました。

表で記載のない部分は、その層に入学者がいないことを表しています。

ただし、北海道大学と東京大学については入学後に進振りが存在するため、データがないので記載していません

また、詳細な情報については各大学のホームページを参考にしてください

大学 22歳以上
25歳以下
26歳以上
30歳未満
30歳以上
35歳未満
35歳以上
40歳未満
40歳以上
旭川医科大学 4人 2人 1人
北海道大学
札幌医科大学 2人 2人
弘前大学 4人
秋田大学 1人
山形大学 5人 1人 1人
東北大学 1人 1人
福島県立医科大学 3人 1人
筑波大学 2人
群馬大学 3人
千葉大学 1人
東京大学
東京医科歯科大学
横浜市立大学 1人 1人 1人
新潟大学 4人 1人 1人
富山大学 3人 4人 1人
金沢大学 4人 1人
福井大学 6人 3人
山梨大学 7人 2人
信州大学 3人 4人 2人
浜松医科大学 1人
名古屋大学 1人 1人
名古屋市立大学 2人 2人
岐阜大学 2人 1人 1人
三重大学 4人 6人 5人
滋賀医科大学 8人 4人 2人 2人 1人
京都大学
京都府立医科大学 3人
奈良県立医科大学 1人 1人 1人 1人
大阪大学 1人
大阪公立大学 1人
和歌山県立医科大学 5人 1人 1人
神戸大学 3人 2人 1人
鳥取大学 5人 1人
島根大学 8人 9人 1人 3人 1人
岡山大学 2人 1人
広島大学 4人 1人 3人 1人 1人
山口大学 5人 2人
香川大学 11人 6人 1人
愛媛大学 1人
徳島大学 1人
高知大学 2人
九州大学 1人 1人
佐賀大学
長崎大学 2人 1人
大分大学 2人 3人
熊本大学 6人 4人 5人
宮崎大学 8人 1人 1人
鹿児島大学 3人
琉球大学 4人 1人 1人

北大と東大を除く旧帝大と東京医科歯科大では、医学部再受験生の合格は少ないように見えますが、これは単純にこれらの医学部の合格難易度が非常に高いためだと考えられます。

また、もともと医学部再受験生に対してかなり寛容といわれている福井大や三重大、滋賀医科大はさすがといった集計結果でした。

また地方医学部でも山形大や島根大、香川大ではかなり多くの医学部再受験生をとっていることがこの表から推測されますが、これらの地域は医師不足が深刻であり排他的にする余裕がないものだと思われます。

医学部再受験での医学部合格はやはり難しい?

医学部再受験での医学部合格はやはり難しい?

上記の表を見る限り、2021年度では263人もの医学部再受験生が国公立医学部医学科に合格していることが分かります。

国公立医学部は私立医学部と比べると、科目数が多かったり、共通テストの対策が必要になるなど難しいと言えます。

そう考えると医学部再受験生で、私立医学部を含めずに国公立医学部だけで250名以上の合格者がいるのは、かなり多く感じるかもしれません。

しかしながら医学部再受験生よりもはるかに現役生と浪人生の方が合格率が高いこと、また国公立志望の医学部再受験生の中には何年も合格までかかっている人が多いことを考えるとやはり医学部再受験で成功を収めるのは至難の技といえるでしょう。

医学部再受験生におすすめの国公立大学

医学部再受験生におすすめの国公立大学

上記の表と合格難易度をもとに、医学部再受験生におすすめの国公立医学部をここでは紹介していこうと思います。

信州大学

信州大学医学部は長野県松本市旭に所在を置く、新制八医科大のひとつです。

2022年度における河合塾偏差値は65であり、国公立医学部では平均的立ち位置です。

理科がやや易から標準レベルで出題されることが常であり、文系出身の医学部再受験生にとっても比較的受けやすいと思います。

関東圏・北陸圏・東海圏からのアクセスが良好なため、これら三つの地域からの受験者が多いです。

年齢層別の合格率を大学側が出してたり、面接点が基本満点の方針であることから、かなりクリーンでオープンな入試制度をとっているため、医学部再受験生にとっても安心できおすすめです。

2021年度も9名の医学部再受験生が合格していることが表からも分かる通り、やはり寛容といっていいでしょう。

三重大学

三重大学医学部は三重県津市江戸橋に所在を置く、三重県唯一の国立大です。

2022年度における河合塾偏差値は65と国公立医学部では平均的な位置にいることが分かります。

東海・近畿圏の学生が共通テストの結果を参考にして受験をすることが多いです。

一番の特徴としては、医学部再受験に対してかなり寛容であるということ。

毎年一定数の医学部再受験生が合格しており、面接でもまったく圧迫的な質問がないため、医学部再受験生にとって本当におすすめです。

2021年には15人もの医学部再受験生が入学していて、ほかの年でも安定して10人以上が合格しています。

また、問題の難易度も国公立医学部にしてはかなり易しめであり、高難易度の問題を解くよりも、いかに易しい問題を落とさずとるかが重要になります。

難問の対策をとる必要がなくなるので、時間のない医学部再受験生にはかなり狙いやすいと言えます。

福井大学

福井大学医学部は福井県吉田郡永平寺町松岡に所在を置く、福井県の総合大学です。

河合塾偏差値62.5と、国公立医学部の中ではやや合格しやすい位置にいます。

毎年、一定数の医学部再受験者の合格があると報告されており、やや寛容であると考えられます。

実際2021年度のデータでは9人の医学部再受験生の合格がみられます。

また福井大学は英語がやや難、数学・理科がやや易から標準レベルの問題難易度です。

社会人経験のある医学部再受験生にとって英語は得点源であることが多く、周囲に差をつけることが可能と考えられ、また理系科目は発展的な内容はほぼ出ないので対策がかなり取りやすいため、かなりオススメできます。

熊本大学

熊本大学医学部は熊本県熊本市中央区本荘に所在を置く、旧六医科大の一つです。

熊本市の中心部に位置し、歴史のある旧六医科大ということで難易度が高いように思われますが、河合塾偏差値で65〜67.5と平均よりやや難しい程度です。

というのも熊本大学医学部は九州にあり、本州からのアクセスがやや悪いこと、そして近隣に旧帝大の九大と、同じ旧六の長崎大学があることから九州地方の中でも分散されるために抑えめな数字になっています。

もともと歴史的に医学部再受験生に寛容といわれていて、面接点が規定されているものの、一切差別がないとされています。

2021年度のデータでは22歳以上の医学部再受験生が15人入学していることから、医学部再受験生に対し寛容であることがうかがえます。

再受験で医学部に合格するためには

このように医学部には医学部再受験生に対して寛容かどうか、という一つの指標があります。

医学部再受験に関して寛容な大学であれば学力があれば十分ですし、不寛容な大学であってもまずは合格点を超えるような学力が必要です。

すなわち、医学部再受験で成功するうえで年齢に対する優しさや寛容さを意識するのは大事ですが、それ以上にまずは高い学力を身に着けることが先です。

また国公立医学部だけにこだわるのではなく、できるだけ医学部合格のチャンスを高めるためにも私立医学部を視野に入れましょう

私立医学部は学費が高額で敬遠する人も多いですが、多くの私立医で奨学金制度が充実していることを考えれば十分通えます。

独学で医学部再受験を目指す人も多いようですが、学習の効率性と偏差値アップの確実性を求めるためには専門予備校を利用することをおすすめします。

医学部予備校では大手予備校と比べて講師と生徒間の距離が近く、自分の苦手な分野を効率よくつぶせるのがポイントで、基礎学力の向上にはもってこいの環境であると言えます。

医学部予備校の費用は決して安くはないですが、来春の医学部合格のための先行投資だと思えば安いです。

また、医学部予備校は数多くの再受験生を合格まで導いてきた実績があるため、どの大学が再受験生に寛容なのかや、合格までの最短距離を知っているので、少しでも合格可能性を上げたい再受験生にとっては良い環境であると言えます。

これから医学部再受験を考えている社会人の方は、医学部予備校で入念な対策をとってもらうとよいでしょう。

ページトップへ戻る

サイトマップ | 企業概要 | 個人情報保護の方針 | 利用規約 | お問い合わせ

Copyright (C) 医学部再受験情報ナビ※再受験で医学部合格を目指すための情報サイト All Rights Reserved.