北海道大学医学部

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旧帝大をルーツに持ち国立の中でもトップクラスの難易度を誇る北海道大学の医学部再受験生に対する寛容度を紹介。

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北海道大学

北海道大学医学部は、旧帝大の1つに数えられる名門大学。

もちろん難易度は高いですが、医学部再受験生にとっては憧れを抱く大学の1つと言えるでしょう。

そんな北海道大学は医学部再受験生にとっておすすめの大学なのか。

ここでは、北海道大学の基本情報や過去の入試実績を踏まえ、医学部再受験生にとって最適であるか解説していきます。

医学部再受験生で北大に興味がある人は参考にしてみて下さい。

北海道大学医学部医学科

北海道大学医学部医学科

北海道大学医学部医学科は、1919年に設立された北海道帝国大学医学部をルーツにもつ歴史ある医学部医学科です。

これまで1万人以上の学生が医師として医療界で活躍しています。

北海道大学では、入学後は1年間は医学教養コースとして、教養科目を中心に履修していくことになります。

そして、2年次から3年次1学期までの約1年半は、基礎医学コースに在籍し、人体の構造や機能を病気のメカニズムや治療の原理など基本的な分野を中心に勉強。

3年次2学期からは臨床医学を1年かけて勉強していき、様々な病気を多面的に学びながら診察や検診などスキルも習得していきます。

その後、全国共通の共用試験を受験し、合格後は臨床実習がいよいよスタート。

臨床実習は2年間以上の豊富な時間をかけて学び、全診療科を少人数グループで回り、実際の診療に参加し患者さんと接しながら基礎を勉強していきます。

6年生の2月には医師国家試験があり、合格することで医師免許を取得し、卒業後は初期臨床研修プログラムに参加していくことになります。

道外出身者の学生が多い

北海道大学は札幌南高校など道内の進学校出身者が多いですが、過半数以上は道外の出身生を占めているのが特徴

北海道大学医学部は進級が比較的容易なことで有名でもあり、観光地としても人気の北海道で大学生活を送りたいという学生も少なくありません。

北大キャンパスは札幌の都市部にあることも、受験生から人気の理由の1つ。

進振り制度

日本でも有数の大学のみが取り入れている「進振り制度」。

北海道大学の入試では、学部別入試と総合入試とがあります。

総合入試で合格すると、1年間は総合理系と総合文系に分けられ、前期後期を通して教養科目を自由に選択し学習することができます。

そして、最終的に必要要件を見たせれば、総合入試合格者のうち5名が2年次以降、医学部に合流するのです

これは北海道大学を考えている医学部再受験にはとても有利な話。

特に文系の医学部再受験生にはおすすめと言えるのではないのでしょうか。

この進振り制度によって、たとえ文系の医学部再受験生でも無理に苦しい受験勉強をしなくて済むのです。

つまり、総合入試で北海道大学に医学部再受験合格を果たせば、その後の1年間の努力次第で医学部に入部することができるのです(※100%入部できる保障はありません)。

陽子線治療の最先端

2014年に設立された陽子線治療センターに加え、北海道大学には「北海道大学遺伝子病制御研究所」や「北海道大学人間知×脳×AI研究教育センター」といった研究施設を有しています。

各施設の名前からその研究内容はお分かりいただけますが、重要なのはこのどれもが日本の最先端であること。

もちろん学生のうちから研究に関わることもできるため、これらの分野に興味のある医学部再受験生はぜひ検討してみてください。

国立唯一。獣医学部との共同研究

北海道大学の大きな特徴に、獣医学部の存在があります。

なんと国公立大学で獣医学部と医学部が併設されているのは北海道大学のみ。北海道という畜産業の発達した地域ならではの特徴です。

一見関係のなさそうな両者ですが、医学の発展に獣医学の存在は欠かせません

人畜共通感染症・動物実験・ワクチン開発・新薬開発、どれも獣医学なしには発展しないのです。

感染症や薬品開発など、フロンティアを志す医学部再受験生には、北海道大学医学部は強くお勧めしたい大学です。

住みやすさ

立地はというと、雪国である点はさておき、大学を中心として発展したとされる札幌市に位置するめ非常に便利のいい場所です。

肝心の雪についても、融雪や除雪設備が非常に優れているため自分で雪かきをしたり除雪の行き届かない道で苦労することは全くないそうです。

そもそも近年の札幌市では、温暖化の影響か、20センチ以上積もることは稀で、2020年は10センチも行かなかったとか。

雪を不安がる医学部再受験生が多いようですが、住めば都。気にする必要はありません。

国試合格率

北海道大学の医師国家試験合格率は、2021年までの過去10年間平均で90.9%。国公立大学の中では下位30%ほどの位置にあります。

しかしこれは、東大90.5%、京大90.7%、九州大89.7%という数字からもわかるとおり、旧帝大の中では決して珍しくない数字

大学全体として、国家試験合格率をさほど気にしない風潮があると言えます。

北海道大学の医学部再受験を考えている人には、ぜひこの数字を知った上で検討していただきたいと思います。

北海道大学医学部の基本情報

キャンパス 札幌キャンパス
住所 〒060-8638 北海道札幌市北区北15条西7丁目
学費 約350万円
男女比率 75:25(入学者割合)
医学科公式HP https://www.med.hokudai.ac.jp/sch-med/

北海道大学医学部医学科のカリキュラム

北海道大学医学部医学科のカリキュラム

北海道大学のカリキュラムは、医学教養・基礎医学・臨床医学・臨床実習の4つのコースを順番に全て履修します。

他大学医学部と同様に、基礎医学以降の科目は全て必修で一つでも単位を落とせばその学年で留年が確定します

なお、北海道大学は前期後期ではなく1学期2学期と呼称していますが、ここでは分かりやすく前期後期と表現します。

1年次

教養科目として、全学部共通の授業の中から好みの授業を選択し、前期後期を通して医師として必要な教養を養います。もちろん生物や数学、英語など医学部必修の共通科目もありますが、内容はそれほど高難易度ではありません。

2年次

3年次の前期まで、人体の正常構造と機能を学ぶ科目(解剖学や生理学など)と病気の発症・進展のメカニズムと治療の基本原理を学ぶ科(免疫学、薬理学)などを学びます。公衆衛生や医学英語もここで学びます。

3年次・4年次(前期)

内科・外科・専門医学などの臨床医学の基礎を4年の前期まで学びます。

4年の夏にCBTという共用試験を受けるのは、一般的な医学部と同じです。

4年次(後期)・5年次

臨床実習として大学病院での実習生活が始まります。

5年の前期までは少人数での実習となり、5年次の後期では「スタッフの一員」として実習に参加することになります。

6年次

前期には3ヶ月間にわたり、自分の興味や進路希望をもとに選択した診療科や分野で4週間ずつ実習をします。中には、この期間に海外実習をする学生も。

後期には臨床病理学の講義や他職種連携・シミュレーション実習が開講され医師国家試験に向けた勉強と同時並行で学ぶことになります。

医学部再受験生へのおすすめ度

医学部再受験生へのおすすめ度

旧帝大学の1つで偏差値・難易度は高い

北海道大学は東大・京大などと並ぶ旧帝国大学をルーツにもつ国立大学医学部であるため、偏差値は高いです。

したがって、医学部再受験で目指す医大としては難易度が高いと言えます。

例年、22歳以上の受験生はいますが、そこまで多くはなく、多浪生も含めると医学部再受験生は少数派となります。

過去22歳以上の合格者は低いので注意すること

単刀直入に、北海道大学の医学部再受験は「厳しめ」と言えます。

北海道大学医学部の紹介パートでは医学部再受験としてお勧めする内容をお伝えしてきましたが、現実にはかなりの努力を要する受験となります。

その根拠が、実際の合格者数前期日程のみというチャンスの少なさです。

もともと北海道大学は年齢別合格者などのデータを示していませんでした。

これまでは2009年入試で30代が4人、40代が1人と北海道大学は医学部再受験生に決して厳しい印象はありませんでしたが、2018年の医学部入試差別問題によりまさかの実態が明るみになりました。

厚生労働省の調査により年齢別合格者数が公開されたのです。

北海道大学のデータがこちら。

2018 2017 2016 2015 2014 2013
合格者数 104 102 103 102 102 103
19歳以下 91 89 81 79 74 81
20,21歳 12 9 19 16 22 15
22歳以上 1 4 3 7 6 7
全体における22歳以上の合格者の割合 1% 4% 3% 7% 6% 7%

一番下の段に注目してください。

医学部再受験生の多くは、22歳以上です。その入学者割合がこの数字。

厚労省の調査では全国の大学の統計が示されましたが、奈良県立医科大など医学部再受験生の寛容だとされる大学は統計でもその事実が現れており、中には22歳以上の合格者が毎年2桁の大学もありました。

そんな中での北海道大学のこの数字は、医学部再受験生にとって決して喜ばしいものではありません。

ただし、これはあくまで2018年までの統計。2019年以降、2020年や2021年については北海道大学は公開していません。

筆者の友人によれば、2020年度入試合格者の中には医学部再受験生と思われる30代前後の人が複数名いるとのこと

北海道大学は厚労省からの注意を受けたわけでもないので、改善されているか定かではありませんが…。

少なくとも「医学部ならどこでもいいから入りたい」という医学部再受験生には、これだけ医学部再受験生にとって厳しいデータの揃っている北海道大学は、決してお勧めしません。

北大合格レベルの学力なら他大学を目指すのも1つ

上記で説明した通り、北海道大学医学部は決して医学部再受験生にとって合格が容易な大学ではありません。

北海道大学を目指せる学力のある医学部再受験生なら高度な偏差値を有しているため、他の多くの医学部が選択肢となるはず。

したがって、合格することは最優先課題である医学部再受験生にとっては、他の年齢に寛容で多く合格者を輩出している医学部を目指したほうが無難であると言えます

北海道大学、医学部再受験合格に必要な勉強とは

北海道大学、医学部再受験合格に必要な勉強とは

上述したように、北海道大学は医学部再受験生にとって決しておすすめできる大学ではありません。

しかし、実際に他大学には特徴を有する名門大学であることも事実。

可能性はゼロではないため、北海道大学にどうしても挑戦したいという医学部再受験生に向けて、合格に向けて必要な勉強法をご紹介します。

試験対策〜基本事項を徹底する〜

北大の前期入試問題は、比較的やや易〜普通程度

共通テストレベル+αの知識を満遍なく問われるため、確実に回答し高得点を取ることが求められるため1点のミスが命取りに。

数学・英語

数学は誘導が丁寧なため、共通テストのように誘導に乗って解答する流れを養う必要があります。決して難しくはないので、医学部再受験生に多いケアレスミスに注意が必要です。

英語は総語数2000文字越えで90分と少し時間不足。英語長文の速読を身につけるか、不要な箇所を判断して読み飛ばす能力を受験勉強で養いましょう

物理が必須の理科は全体を網羅的に。

北海道大学では物理が必須となっており、化学・生物から1科目を選択します。

物理はというと穴埋めが多く、内容も共通テスト+αレベルの基本的な問題がほとんどのためしっかりと勉強すれば満点に近い回答も。物理が得意な医学部再受験生には有利です

化学は理論・無機・有機と漫然なく出題される傾向。医大特有の奇問や専門的知識は出題されることがないため、確実に正確な知識と十分な演習によって合格点は叶います。

生物は考察問題が4割、論述量が多めと少し難易度高め。共通テストからは難易度が大きく上がります。北海道大学を真剣に狙っているのであれば生物は選択しないほうがいいです。

全体的に決して難しくありませんが、難点は受験時間と問題量の不釣あい。十分な演習量を勉強することで合格へと近づきます。

一般入試の概要と結果【2021年度最新版】

2020年度一般入試の試験結果

最後に、北海道大学医学部の一般入試データをお示しします。

ご紹介するデータは2021年度入試を反映した最新版なので、ぜひ参考にしてください。

北海道大学前期日程の入試科目と入試結果

試験 英語 数学 国語 理科 地・公 面接 総合点
大学共通テスト 60 60 80 60 40 300
2次試験 150 150 150 75 525
合計 210 210 80 210 40 75 825

なお、共通テストについては、理科:物・化・生から2科目、地公:世界史B・日本史B・地理B・倫理政経から1科目となっており、二段階選抜があります。

また、2次試験では数学は数Ⅲを含み、理科は物理基礎・物理が必須で化学基礎・化学/生物基礎・生物/から1科目選択となっています。

前期日程の配点比率を見ると、

大学共通テスト:2次試験 = 36.4%:63.6%

となっており、かなり二次試験重視の配点になっています。

北海道大学2021年度前期試験の定員・合格者数・倍率

2021 2020 2019 2018 2017
定員 97 102 97 97 97
志願者数 338 366 307 341 338
受験者数 310 347 281 322 318
合格者数 101 102 102 102 102
倍率 3.07 3.40 2.75 3.16 3.12

なお、倍率=受験者数/合格者数とした実質倍率を算出しています。

センター試験(現・共通テスト)で2段階選抜がかけられており、2020年には少し高値を示したものの、例年の倍率は約3倍。

結局のところ2段階選抜を超えられるかが鍵となるように感じますが

実は2020年・2021年ともに2段階選抜は実施されていません

したがって医学部再受験生にとっては、この倍率だけを見るとかなりいい条件と言えるでしょう。

後期日程

北海道大学の医学部には後期日程がなく、前期日程のみです。

その代わり、冒頭でお伝えした総合入試や近年始まったAO入試があります。

文系の医学部再受験生には総合入試という選択肢もあるのでぜひ検討してみてください。

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