医学部再受験の成功談

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医学部再受験は非常に困難ですが合格を勝ち取ることは可能です。

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医学部再受験成功率について解説

医学部再受験の成功談

医学部再受験で合格を目指すには成功体験を参考にして自分の合格へのイメージを持つことも重要です。

もちろん、自分とは性格やバックグラウンド並びに学力も違うので、成功体験がそのまま合うとは限りません。

しかし、参考になる部分は意外と多く、自分なりに応用することで大きく学習効果を高める事だって可能です。

医学部再受験の成功体験を確認してぜひ、自分の受験生活に貸してみたください。

医学部再受験成功率はどれくらい?

医学部再受験の成功率はどれくらい?

医学部再受験成功率はおよそ20%です。

医学部医学科は東大・京大に並ぶ大学受験最難関といわれており、現役生・浪人生であっても合格するのは難しいと言われています

もともと医学部受験は難関といわれてきましたが、近年の不景気によって、医師という高収入かつ安定した職業に対しあこがれが強くなり、医学部を志望する学生もかなり増加してきていて、志願者の増加に伴うさらなる難化が見込まれています。

医学部再受験でも例外ではなく、むしろ社会人経験のある医学部再受験生の場合、より医師という職業に対し強いあこがれを抱くこともありそうです。

しかし、医学部志望者数が増加しても医学部の定員は100人前後と狭き門であり、かなり合格するのは難しいと言わざるを得ない状況です。

また、医学部再受験生の場合、年齢的に現役生や浪人生と比べて記憶力や理解力、瞬発力が低下しているために、同じことをやろうにも時間がかかってしまうことがほとんどです。

余裕をもってスケジュールを組んではいたが、実際は受験までに間に合わず突入するなんてこともありえるので、やはり医学部再受験合格はいばらの道です。

また、高年齢での医学部再受験に対してあまり快く思わない大学も存在します。

2018年の東京医大不正入試事件で、医学部再受験生に対して減点措置を行うなどの不正が明らかになり、現在は厚労省が目を光らせているため大丈夫だと思いますが、それでも医学部再受験生に対して不寛容といわれている大学があるため、合格率も低下してしまうという印象です。

しかし、逆に言えば医学部再受験での合格率が20%はあるということですから、合格の可能性はあるわけです。

まずは諦めずに志望大学に向けての勉強を、早い段階からとることをおすすめします。

医学部再受験成功率を上げる方法

医学部再受験で成功率を上げる方法

再三にはなりますが、医学部の再受験合格は難関です。そのため受験に成功した先輩方に学ぶことは、成功への近道の一つです。

合格者のブログや口コミを見てると、似たような思考・行動パターンが見られます(もちろん全員が同じわけではもちろんありません)。

こちらでは、その医学部再受験の成功パターンを7つにまとめて一覧にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

医学部再受験成功率が上がる思考・行動パターンまとめ一覧

  1. 成功のためプライドを捨て、どこの医学部でも行く決心をした
  2. 客観的に自分を評価できるようになる
  3. 医学部再受験再開までの期間が短かった
  4. 周囲に仲間がいたのでメンタル的な支えがあった
  5. 医学部再受験生向けの情報に溺れすぎないよう注意した
  6. 私立大学医学部も志望校に入れた
  7. 成功を実現すべく独学せずに医学部予備校を利用した

成功のためプライドを捨て、どこの医学部でも行く決心をした

医学部再受験生は、年齢差別などの大学があるためどこでも入学できるわけではありません。

面接や小論文の点数を非公開にして、点数を調整している医学部もあると言われているほどです。

また、受験勉強から遠ざかっているため試験科目が多い大学などは学習の負担が増えてしまい難易度が増してしまいます。

つまり、自分の得意・不得意科目や、配点割合、再受験生の寛容さなどを加味して、全国にある医学部の中から自分にとってどこが一番入学し易いかを見極めることが大事です。

通常、志望校と実際合格し易い大学は異なってくると思いますが、こだわりやプライドを捨てて受験した人が成功を勝ち取っているようです。

また、勉強の経験値がある分、自分の学習法に執着する人もなかにはいるようです。

医学部予備校など提供する学習法を素直に取り入れたほうが学力伸び率は違います。

なかには日本の医学部入試は難易度が高く、競争倍率もすごいことになっているので、海外の医学部留学を目指す人もいます。

客観的に自分を評価できるようになる

医学部合格には高い学力が必要で、苦手科目はほぼ作れません。なので、自分に足りない能力を伸ばし、改善していくことの繰り返しとなります。

その際、客観的に自分を見つめれば何が足りないのかを把握でき、受験勉強を効率良く行えるのです。

成績に一喜一憂せず、毎回結果を冷静に分析して自分の学習計画に反映していくことで医学部再受験の成功に一歩ずつ近づいていきます。

医学部再受験再開までの期間が短かった

大学に進学はしたものの、医師の夢を諦めず半年以内で医学部再受験を開始した人は、まだ受験勉強から遠ざかっていないため知識がまだ残っています。

したがって、受験勉強にも取り掛かりやすく短期間で医学部合格を実現し、成功を収めているようです。

つまり、医学部再受験を決意するなら、知識の蓄えがある早い段階で始めることが良いということ。

また、理系の学部出身者のほうが、入試科目に精通しているので文系科目より医学部受験を有利に進めることができます。

周囲に仲間がいたのでメンタル的な支えがあった

医学部再受験生は、独学で学習する人も多いですが、メンタル的な支えは合格に影響しているようです。

やはり独りで学習すると相談する相手もいなかったり、ライバルもいないので競争心も芽生えず、なかなかモチベーション高く学習することが難しいです。

いっぽう、専門予備校などに通っている医学部再受験生は、周りに同じ目標に向かって頑張って仲間がいることで、競争心も湧いてくるし、時には励ましあって精神的な支えになるようで、健康的なメンタルで学習に集中できるようです。

 

現役や浪人関係なく、医者という同じ夢を目指して頑張れる仲間は医学部進学後も長く付き合っていける存在になっている人も多いようです。

ただし、友人との関係は深く仲良くなり過ぎると勉強に悪影響が出るなど難しいところです。

なので、日々学習に励む真面目な人や努力家と適度な距離を保ちつつ仲良くなり、刺激し合うと良いでしょう。

医学部再受験生向けの情報に溺れすぎないよう注意した

医学部再受験生は、ただでさえ年齢差別があるなど様々な情報があり、2chやブログを見ているだけで合格できるか不安になってしまいます。

 

医学部再受験の闇の部分を知り、逆に勉強のモチベーションに悪影響を及ぼすことだって考えられます。

したがって、受験情報や志望校選択は医学部予備校など信頼できる人に相談して、決めることで余計な雑音が気にならなくなり、その分勉強に集中したほうが成功する可能性は高くなります。

今は、ネットで簡単に様々な情報が入手できますが、その分情報が多過ぎて無駄な心配や、信憑性の低い情報に踊らされないよう注意しましょう

私立大学医学部も志望校に入れた

医学部再受験生は経済的な理由から国公立大学医学部に絞って勉強している人が沢山います。

しかし、国公立は5教科7科目の共通テストが必須となっており、文系科目の対策も怠ることができません。

しかも学費が安い分、偏差値は高め。

ただでさえ医学部再受験生は受験から遠ざかっており学習進捗で遅れを取っているのに、文系科目まで対策するのは膨大な学習量と時間を要してしまいます。

東大などトップレベル大学の理系出身者であれば話は変わってきますが。

したがって、医学部再受験生こそ私立大学医学部を選択肢に入れることが重要です。

私立であれば受験科目は英語と数学および理科科目に絞って対策できるうえ、併願受験によって合格の機会を増やすことが可能だからです。

地域枠や奨学金制度を活用すれば、私立でも学費負担を大きく抑えることもできるので、経済的理由だけで諦めるのは医学部再受験を失敗に終わらせてしまうリスクが非常に高くなるのでよく検討しましょう。

成功率を上げるため独学せずに医学部予備校を利用した

経済的負担はかかりますが、短期合格を決意して、医学部再受験生の指導実績豊富な専門予備校に通って勉強することが成功率を上げる方法の1つです。

予備校に通うとしても、学費の安い駿台・河合塾など大手予備校を選ぶ人も多いですが、生徒数が圧倒的に多いためフォロー体制はそこまで手厚くありません。

したがって、自己管理ができる人でないと思うように勉強が進まないリスクがあります。

いっぽう、医学部予備校は、手厚い指導体制と厳しい学習管理体制があるので、自己管理が苦手な医学部再受験生でも合格が目指せます。

医学部予備校は、無選抜で誰でも医学部が目指せる校舎が多いのが特徴。

医学部再受験でゼロから勉強をやり直す人でも、逆転合格を実現して成功を収めているケースが見受けられます。

✓再受験生向けのコースがある予備校がおすすめ

専門予備校の中には医学部再受験生向けのコースを設けて対策している校舎もあるので、仕事と両立しながら目指す人でも計画的に学習可能です。

授業は平日の夜間および週末に行い、限られた時間を無駄にしないよう個別指導で丁寧に対策してもらえます。

医学部再受験生向けのコースがある予備校は指導実績が豊富なのでノウハウも持っており、短期間でも合格できる可能性があります。

まずは無料体験授業などを受けて相性の良い医学部予備校を探してみましょう。

医学部再受験に強い予備校を比較

医学部再受験を成功する人ダメな人

医学部再受験を成功する人ダメな人

医学部再受験を成功する人は上記のように柔軟な思考と姿勢で受験勉強に集中できた人が多いです。

いっぽう、医学部再受験を失敗してしまった人はどのような傾向や問題があるのか、下記簡単にパターンを紹介します。

独学で学力が伸び悩んだ

医学部再受験を失敗する人が多い学習スタイルが独学です。

独学だと市販の参考書を使って勉強することで非常に安い費用負担で済みますが、やはり学習効率は非常に悪くなりがち

分からない点を質問することができず、放置したり、解決できずに先に進めなかったりして、その結果、医学部再受験へのモチベーションも下がってドロップアプトしてしまう人も少なくありません。

独学している医学部再受験は知識のモレ・ヌケが多く、この結果、医学部合格に必要な学力まで伸ばせず失敗してしまう人が多いです。

やはり、医学部再受験の成功率を上げたいなら、独学ではなく専門予備校などで対策するのが一番。

独学で医学部再受験を成功することは不可能ではないですが、厳しいと言わざるを得ません。

国公立大学医学部にこだわったため

成功パターンで紹介したように、医学部再受験の合格者の多くは進路の選択が非常に柔軟です。

行きたい大学ではなく、合格できる大学を選んでいることが成功率を上げるポイント。

いっぽう、医学部再受験を失敗してしまう人の多くの例は、国公立大学に固執するケースです。

国公立大学は、共通テストが必須で5教科7科目の対策が必要で、ゼロから始めるには学習量が多すぎます。

しかも、私立大学医学部よりも難易度が高い

国公立大学医学部は前期と後期の年2回しか入試日がなく、後期は難易度が上昇すると同時に近年は後期試験の廃止が増えているので実質的には年1回しかチャンスがありません。

一度の失敗によりまた1年勉強しないといけないので年齢もその分上がってしまい難易度は高まるばかりです。

学費は安いですが、医学部再受験生にとってはハードルが高く、成功できずにリタイアしていく人が毎年多く発生しています。

医学部再受験の失敗談はこちら

合格難易度が下げられる?おすすめの大学をピックアップ

合格難易度が下げられる?おすすめの大学をピックアップ

信州大学

信州大学医学部は長野県松本市旭に所在を置く、新制八医科大のひとつです。

2022年度における河合塾偏差値は65であり、国公立医学部では平均的立ち位置です。

理科がやや易から標準レベルで出題されることが常であり、文系出身の医学部再受験生にとっても比較的受けやすいでしょう。

関東圏・北陸圏・東海圏からのアクセスが良好なため、これら三つの地域からの受験者が多いです。

年齢層別の合格率を大学側が出してたり、面接点が基本満点の方針であることから、かなりクリーンでオープンな入試制度をとっているため、医学部再受験生にとっても安心できおすすめです。

2021年度も9名の医学部再受験生が合格していることが表からも分かる通り、やはり寛容といっていいでしょう。

熊本大学

熊本大学医学部は熊本県熊本市中央区本荘に所在を置く、旧六医科大の一つです。

熊本市の中心部に位置し、歴史のある旧六医科大ということで難易度が高いように思われますが、河合塾偏差値で65〜67.5と平均よりやや難しい程度です。

というのも熊本大学医学部は九州にあり、本州からのアクセスがやや悪いこと、そして近隣に旧帝大の九大と、同じ旧六の長崎大学があることから九州地方の中でも分散されるために抑えめな数字になっています。

もともと歴史的に医学部再受験生に寛容といわれていて、面接点が規定されているものの、一切差別がないとされています。

2021年度のデータでは22歳以上の医学部再受験生が15人入学していることから、医学部再受験生に対し寛容であることがうかがえます。

東海大学

東海大学医学部は神奈川県伊勢原市下糟屋に所在を置く、私立総合大学の医学部です。

東海大学医学部はもともと年齢に対して寛容といわれており、日本で先駆けて学士編入試験を導入した過去もあるので信ぴょう性も高いです。

2023年度の試験より、数学の出題範囲から数Ⅲを除外することを発表され、高校数学の中でも難易度の高い数Ⅲがないことで数学で差がつきにくくなったため、医学部再受験生にはかなり人気が出ると予想されます。

神奈川県の中ではややアクセスの悪い地域にありますが、やはり首都圏近郊ということで毎年倍率が高いことで有名です。

大阪医科薬科大学

大阪医科薬科大学医学部は大阪府高槻市大学町に所在を置く、私立旧設医科大学の一つであり、関西医科大学と並んで関西の私立医学部の二大巨頭です。

大阪という立地から河合塾偏差値は67.5とやや高めで、主に近畿・東海圏の優秀な学生が多く占めています。

かなり年齢に対して寛容であり、2022年度の入試では合格者のうち約15.5%が卒後3年以上という結果と報告されています。

また、2022年度では「ビリおじ」と呼ばれる45歳の医学部再受験YouTuberが合格したことで話題になっているので、やはり年齢に関して寛容な姿勢であることがうかがえます。

再受験の成功体験談

医学部再受験で成功する秘訣

20代後半 女性

私は、高校を卒業した後、地元にある短大の文系学部に在籍していました。短大では医学系の勉強は全くしておらず、卒業後は地元の企業に就職し、社会人として過ごしていました。働いている中で、人の役に立つ仕事がしたいと考える様になり、医師という仕事に興味がわいてきたんです。1年くらい色々と考え悩んだ末に医学部を目指すことを決断し、再受験を決めました。学士編入は短大卒の場合は選択肢も少ないので考えませんでした。再受験をするにあたり、私の場合は理系の大学に行っていたわけではないうえ受験勉強から離れていた期間が長かったので何をやればいいのか全くわからない状態だったので予備校に通うことにしました。そこで、まず自分に合った予備校探しから始めました。大手の予備校から医学部専門の予備校など色々な医学部予備校のホームページなどで見て、説明を聞きに行く中で私に合いそうな予備校が見つかったので両親とお話を聞きに行きその予備校に入学することにしました。

入学当初はとにかく何から手をつけていいのか全く分からず、先生から指示されたものをこなすことから始めました。その頃はその日に与えられた課題をその日のうちに終わらすことを目標にして取り組みました。予備校のカリキュラムを信じて他には何も手を出さずひたすらカリキュラムをこなすことに専念しました。分からないことはすぐに質問して後回しにしないこと、そして色々な教材に手を出さずに同じ教材を繰り返し学習すること。そして何より講師を信じて謙虚な姿勢で学ぶことを実践することで冬には私立ですが模試でB判定が出るようになり、そのままの勢いで本試験も合格を勝ち取ることができました。

再受験で合格できて思うことは、とにかく覚悟をもって耐えて頑張る気持ちで挑まないと難しいということです。正直、社会人経験があるから、再受験だからとかいうことで有利になることは全くありません。むしろ年齢などで不利になることがあるくらいです。ですから、現役生の子たちより2倍、3倍は勉強する気持ちで受験勉強に挑まないとうまくいかないと思うので再受験を目指す方には是非相当な覚悟をもって挑戦して欲しいです。

【まとめ】再受験の成功率を上げるには

医学部再受験成功率を上げるには、合格パターンで紹介したように

  • 私立を含め、合格できる医学部を選んだ
  • 自分の立ち位置を理解し、やるべきことを継続した
  • 医学部予備校を利用して理想的な学習環境下で勉強した

以上のようなことを実践しているケースが多いようです。

現役生や浪人生でも合格は難しい医学部受験を普通に勉強しているだけでは、再受験の成功率を上げることができません。

医学部再受験は合格率が20%程度と、かなりいばらの道ではありますが、腐らず努力し続けることが合格への近道です。

ぜひ、上記を参考にして医学部再受験を目指してみることをおすすめします。

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