国際医療福祉大学医学部

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国際医療福祉大学医学部は国内で最も新しい医学部であり英語教育や海外臨床研修など国際色豊かな医学部です。

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国際医療福祉大学医学部

2017年4月に千葉県成田市に開学した国際医療福祉大学医学部医学科は日本で一番歴史の浅い医学部です。

国際色をアピールにした今までにない国際医療福祉大学は医学部再受験生にもおすすめの大学なのでしょうか。

ここでは、国際医療福祉大学医学部の特徴や入試結果を踏まえながら、医学部再受験生にとって寛容であるかどうか紹介していきます。

国際医療福祉大学医学部医学科

国際医療福祉大学医学部

国際医療福祉大学医学部医学科は、日本で最も新しい医学部医学科であることから他大学との差別化が図られています。

最も特徴的なのが国際色を強く取り入れた教育体制といえます。

教員の5%は外国人とするなど講義や授業の多くは英語で行われ、入学定員のうち20名は東南アジアからの留学生としています。

また、全ての学生が6年次に実施される臨床実習において海外の大学や医療機関での臨床体験を必須としており、海外でも活躍できる高度な語学力を有した医師育成に力を入れています。

2020年に開院された国際医療福祉大学成田病院は、国際空港があるアクセスの良さを活かし「世界的なハブ病院」を目指し、10ヶ国語対応で640床の最先端の医療機関となります。

国内に留まらず、海外での活躍も視野に入れる医学部再受験生にはおすすめの大学だと言えるでしょう。

基本情報

キャンパス 成田キャンパス
住所 〒286-8686 千葉県成田市公津の杜4-3
男女比率 男60% : 女40%
医学科公式HP https://narita.iuhw.ac.jp/gakubu/igakubu/index.html

国公立志望の医学部再受験生にもおすすめ!学費は私立最安値

学費は私立最安値

国際医療福祉大学医学部の最大の魅力は学費が安いこと。

6年間の学費総額は1850万円と私立大学医学部の中では一番安いです。

3000万円や4000万円と高額な学費も多い中、国際医療福祉大学は非常にリーズナブル。

これなら国公立志望の医学部再受験生も志望校に入れられるのではないのでしょうか。

新設医科大学でも偏差値は中堅レベルで合格は簡単ではない

国際医療福祉大学の学費は私立大学医学部最安値であることから、受験生にとって人気の大学の1つ。

医学部再受験生もご存知の通り、私立大学は学費の安い医学部ほど合格難易度は高く、偏差値は中堅レベル。

新設医科大学にしては国際医療福祉大学の難易度が高いことが特徴です。

ただし、入試日程が他の私立大学よりも早く、歴史も浅いことから、併願で他校に合格した場合は他大学に進学する受験生が多いことでも有名。

したがって、補欠から繰上合格になる人も多く、最後まで諦めずに待ちましょう。

医学部再受験生も合格を目指すなら、しっかりとした対策が必要となります。

新設医学部のため優秀な受験生が好まれる傾向

新設医学部のため優秀な受験生が好まれる

国際医療福祉大学医学部は、2018年4月開学の新しい医学部であるため、まずは医師国家試験で高い実績を残し、世間にアピールする必要があります。

医師国家試験は、毎年大学別の合格率が公表されるので、結果が悪いと大学のイメージに傷がつくため、合格率を上げるために進級判定を厳しくしている大学もあるという噂です。

このことから、国際医療福祉大学ではまずは実績作りのために、医学部再受験や浪人などの年齢よりも学力優秀な受験生を好むことが予想されています。

実際に、4浪以上の多浪生や25歳以上の再受験生でも合格している実績があり、再受験生にとっては寛容な大学と評されています。

医学部再受験生の中には、帰国子女の方も多いので2次試験で英語面接が選べる当大学なら、高い語学力をアピールできます。

また、学費も6年間総額1850万円と私立大学医学部のなかで最安値を誇っているので、経済的に余裕がない社会人などの再受験生にもおすすめの進学先となります。

医師国家試験の合格状況と今後の医学部再受験寛容度

2023年度の医師国家試験において国際医療福祉大学の1期生の方が受験されました。

結果としては125人が受験し、124人が合格しましたので合格率は99.2%となりました。

日本語を母国語としない留学生も受験者全員が合格しており、まさしく国際医療福祉大学らしい結果となっていますね。

合格率は全医学部の中での順位は6位となっているため、かなり優秀であることが分かります。

国際医療福祉大学は授業の一部が英語で行われるなど、かなり難しい授業も多いようですがしっかり勉強することで実力はかなり付きそうですね。

そして、今後の国際医療福祉大学の医学部再受験に対する寛容度ですが、おそらく今後も変わらないのではないかと予想されます。

国際医療福祉大学はまだまだ新設校ですし、今後も国家試験合格率が大事であることには変わりありません

また、国際医療福祉大学の特性上、高いレベルの英語力が入学の際には求められています。

なので英語ができれば年齢はそこまで問題にはならないと思われます。

加えて、留学生を多く受け入れることからも人生経験豊富な年長者というのは強みになるのではないでしょうか。

医学部再受験生に必要な試験対策

医学部再受験生に必要な試験対策

国際医療福祉大学は医学部再受験生にかなり寛容な大学。

ここでは、そんな国際医療福祉大学を受験する医学部再受験生に、おすすめの対策をご紹介します。

ただし、国際医療福祉大学の試験は面接が特徴的

確かに筆記試験もそれなりにハイレベルの問題が出題されているため、医学部再受験生といえど相当の準備が必要ですが、「国際医療福祉大学は面接で決まる」と噂されるほど面接が重要です。

そこで今回は、筆記試験については特徴や簡単な対策法をご紹介するにとどめ、医学部再受験の面接対策について詳しく解説していきます。

英語

国際医療福祉大学の英語は医学部の中でも最難関レベル

そもそも入学後は授業のほぼ全てが英語であったり、海外研修が必修となっていたりと、英語ができて当たり前の大学。

国際医療福祉大学を考えている医学部再受験生は、受験英語の勉強で終わるのでなく、実生活で活きる英語を勉強するように心がけましょう。

単語帳は実用英単語帳として評判の『DUO』を使い、受験用英語に囚われない語彙力を勉強しましょう。

また、国際色をたくさんアピールしている大学にしては文法問題などはかなり高レベルの知識が要求されます。

医学部再受験生の多くは英語の学習をおろそかにしがちなので、改めて英文法を隅まで復習しておくことをおすすめします。

国際医療福祉大学を目指すのであれば、医学部再受験生の目標として、英検2級以上、TOEIC800点以上といった基準はほぼ必須

特に長文は分量がたくさんなので、医学部再受験生は、一度過去問をみて、英単語・文法・長文読解の中で自分に不足しているのは何かを確認してから勉強を始めましょう。

数学

国際医療福祉大学の数学は、やや難〜難レベル

ただし、出題傾向は一般の医学部とさほど変わらず数Ⅲの微積分が中心。

逆に言えば微積分が苦手な医学部再受験生は致命的なので、必ず苦手克服を計りましょう。

理科(生物・物理・化学)

国際医療福祉大学は理科もハイレベル。十分な試験勉強が必要です。

まだ過去問も少なく特徴的な傾向が掴めませんが、生物・物理・化学いずれも、全範囲から満遍なく出題されています。

過去問がない状況では、同レベルの私立医学部の過去問を利用して勉強することをおすすめします。

なお、国際医療福祉大学の理科は、これまでの傾向を見ると物理が難化学・生物はやや難ぐらい。

化学・生物を選択している医学部再受験生には少し有利かもしれません。

面接対策

国際医療福祉大学の面接は医学部の中でも異色の面接。

面接官3人対受験生1人の面接が1回30分。それを2回行う、合計1時間です。

前半30分では、他大学医学部の面接でも一般的に聞かれるような志望動機や理想の医師像、長所短所や思い出などが聞かれます。

後半30分では、最近の時事問題を2-3取り上げられ、それに対する意見を求められた上に、面接官のコメントを挟みながら2-3往復程度の議論を展開することになります。

確かに国際医療福祉大学は毎年22歳以上の合格率が5%以上とたくさんいて、医学部再受験にはかなり寛容であると言えますが、医学部再受験はそれだけ年齢を重ねているわけなので、特に現役高校生らとは一味違う回答ができなければ面接で良い印象を与えることはできません

面接対策として、まずは一般的な受け答えを十分に準備すること。

ただし志望理由や理想の医師像などは、全医学部共通のものではなく、国際医療福祉大学であれば国際医療福祉大学の理念に沿った内容に、と細かいところで対応をする必要があります。

筆者の知人で医学部面接を担当した医師は、「明らかにうちの大学じゃないことを淡々と話している受験生がたまにいる」と言ったほど。注意してくださいね。

時事問題に対する対策は、『常にニュースに関心を持ち、自分の意見を持つこと』です。

最近では時事問題に対してYouTubeなどでも解説やコメントをする人がたくさんいるので、それらで学ぶのも良いかもしれません。

国際医療福祉大学の30分という面接には、例え医学部再受験でもかなりの準備が必要。

試験前1ヶ月から始めるのではなく、日頃の受験勉強期間からニュースに耳を傾け、ぶつぶつとコメントを考えていると、面接でも十分にあなた自身の意見陳述ができるようになります。

面接対策はコツコツと、がんばりましょう。

国際医療福祉大学の入試結果【2023年】

国際医療福祉大学の入試結果【2023年】

次に国際医療福祉大学の入試結果について紹介していきたいと思います。

一般選抜

募集人数 105
受験者数 2931
合格者数 300
倍率 9.77

大学入学共通テスト利用

募集人数 15
受験者数 906
合格者数 45
倍率 20.1

こちらが2023年度の国際医療福祉大学の入試結果となります。

一般選抜と共通テスト利用入試以外の入試形態は留学生や帰国生向けとなっているため、医学部再受験生が受けることができるのはこの2つの入試形態になります。

国際医療福祉大学は新設校ですが学費が比較的安く、加えて特徴的なカリキュラムを組んでいます。

そのため受験生からの人気はかなり高く、倍率もかなり高くなっています。

そのため出題傾向の特徴をしっかりと抑えたうえで対策をすることがかなり重要ですね。

まとめ

今回は国際医療福祉大学医学部について紹介していきました。

国際医療福祉大学は医学部再受験生に対しても比較的寛容であり、学費が安く、かつ他の大学にはない特徴的なカリキュラムを組んでいるため非常におすすめの大学だと思います。

注意点として、国際医療福祉大学は入試問題や面接が非常に特徴的なため、過去問演習などは早めに取り掛かった方がいいでしょう。

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