国際医療福祉大学医学部医学科
国際医療福祉大学医学部医学科は、日本で最も新しい医学部医学科であることから他大学との差別化が図られています。
最も特徴的なのが国際色を強く取り入れた教育体制といえます。
教員の5%は外国人とするなど講義の多くは英語で行われ、入学定員のうち20名は東南アジアからの留学生としています。
また、全ての学生が6年次に実施される臨床実習において海外の大学や医療機関での臨床体験を必須としており、海外でも活躍できる高度な語学力を有した医師育成に力を入れています。
2020年に開院予定の国際医療福祉大学成田病院は、国際空港がある地の利を活かし「世界的なハブ病院」を目指し、10ヶ国語対応で640床の最先端の医療機関となります。
国内に留まらず、海外での活躍も視野に入れる医学部受験生に人気の高い大学です。
新設医学部のため優秀な受験生が好まれる傾向
国際医療福祉大学医学部は、2018年4月開学の新しい医学部であるため、まずは医師国家試験で高い実績を残し、世間にアピールする必要があります。
医師国家試験は、毎年大学別の合格率が公表されるので、結果が悪いと大学のイメージに傷がつくため、合格率を上げるために進級判定を厳しくしている大学もあるという噂です。
このことから、国際医療福祉大学ではまずは実績作りのために年齢よりも学力優秀な受験生を好むことが予想されています。
実際に、4浪以上の多浪生や25歳以上の再受験生でも合格している実績があり、再受験生にとっては寛容な大学と評されています。
医学部再受験生の中には、帰国子女の方も多いので2次試験で英語面接が選べる当大学なら、高い語学力をアピールできます。
また、学費も6年間総額1850万円と私立大学医学部のなかで最安値を誇っているので、経済的に余裕がない社会人などの再受験生にもおすすめの進学先となります。
基本情報
キャンパス | 成田キャンパス |
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住所 | 〒286-8686 千葉県成田市公津の杜4-3 |
男女比率 | 男60% : 女40% |
医学科公式HP | https://narita.iuhw.ac.jp/gakubu/igakubu/index.html |
入試情報 ~平成30年度一般入試出願状況~
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 補欠合格者数 | 繰上合格者数 |
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105 | 2529 | 2442 | 222 | 193 | 非公表 |
一次試験科目(理科2科目) | |
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数学 | 150点 | 英語 | 200点 | 物理 | 100点 |
化学 | 100点 |
生物 | 100点 |
小論文 | ― |
合計 | 550点 |
※小論文は2次選考で利用
一次選考得点率 | ||
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入試区分 | 一般入試 | |
正規合格者 平均点(率) |
58.0% |