意外にニートが多い医学部再受験
医学部再受験を挑む人は、仮面浪人、社会人、フリーター、ニートと様々なバックグラウンドを持つ人が受けています。
なかでも大学中退者、会社を辞めた人、他学部卒業者などにニートが占める割合が多く、やはり難関医学部受験を合格するには勉強に専念する道を選ぶ人が多いようです。
また、新卒就活で上手くいかなかった人や、大学中退や仕事が上手くいかずにニートになってしまい、人生の大逆転を狙って医学部再受験に挑む人も多いです。
インターネット上でもブログなどでニートから医学部合格を実現している人がいるので、それが刺激になって医学部再受験に興味を抱くニートの人もいるでしょう。
ただし、医学部再受験は非常に厳しい競争を突破する必要があるので安易に始めるのは禁物です。
ブログ等の合格体験記は極少数派
医学部再受験に挑戦するブログは、インターネット上で数多く見つけることができ、なかにはニートで合格を勝ち取っているケースも見受けられます。
ただし、危険なのは自分もできるのではないかと思ってしまうことです。
医学部再受験で毎年多くの受験生が挑戦していますが、合格するのはほんの一握りといって過言ではありません。
ニートだから学習時間は豊富に確保可能ですが、勉強時間があるから合格できるほど医学部受験は易しいものではありません。
さらに進学校出身あるいは名門大学卒で学力に自信のあるニートはいると思いますが、過去の栄光はポテンシャルとしてはプラスであっても医学部合格の保証はありません。
ブログや合格体験記を見ただけで医学部再受験を決めてしまうことは危険です。
ニートから人生逆転を目指せる選択肢は他にもある
ニートで周囲に負い目を感じて医学部再受験で人生の大逆転を目指す人は多いですが、医師だけが唯一の方法という訳ではありません。
確かに日本は、難関資格を取得しても年齢や実務経験が壁となってしまい、合格後のキャリア形成が上手くいかないパターンも多いです。
いっぽう、医学部を卒業して医師国家試験に合格してしまえば、その後のキャリア形成は他の国家資格に比べては安定しています。
ただし、医師国家試験に合格するまでは非常に厳しい道のりであることを覚悟しておく必要があります。
まず、超難関である医学部受験に突破する必要があり、ニートではなく現役の受験生でも狭き門を、年齢や体力面で劣りがちな再受験生が挑むことになります。
医学部に合格したとしても私立なんかは進級に厳しい大学も多く、留年してしまえば1年余計に高額な学費が発生してしまい、それを機に退学する学生もいます。
さらに、医師という職業を安易に目指してしまった結果、医師という仕事と相性が合わない、向いていないことを入学後に痛感してしまう人も多いです。
医学部再受験を突破できたとしても、その後の人生が約束されてはいないので、自分の適性などをしっかりと見極め、他の選択肢と比較しながら決断することが重要となります。
本気で医学部再受験を目指すなら独学はダメ
医学部再受験生で多いのが、市販の参考書を購入して独りで勉強する独学派です。
しかし、独学で医学部を目指すのは合格率を下げるのはもちろん、時間もかかります。
医学部は年齢に寛容はない大学も多く、20代や30代といったキャリアを一番成長させられる貴重な時間を犠牲にするのは非常に勿体ないことです。
本気で医者を目指すのであれば、早くそのスタートラインに立てるよう短期合格を目指して真剣に向き合うことです。
したがって、再受験を決意する人は実績豊富な医学部予備校に通って集中して学ぶことです。
医学部予備校は、再受験生でも合格できる医学部を熟知するとともに、多くの合格者を輩出してきた実績もあります。
独学では到底敵わない情報量とノウハウを持っていることも、医学部受験を有利にすることができます。
また、いつでも質問できる環境と、モチベーションを維持してくれる学習管理、そして同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境といった独学にはない充実した学習環境があります。
ニートから医学部絶対合格、人生大逆転を成功させるためにも医学部予備校で真剣に勉強へ取り組むことが必要不可欠です。