
医学部再受験は高校卒業からのブランクなどから勉強自体も困難を極め、合格を勝ち取るには情報戦も制する必要があるなど様々な点からハードなもの。
そんな医学部再受験も、ここ数年で広まったSNSを活用すれば、勉強への応用・情報収集・モチベーションの維持など、メリットがたくさん。
この記事では、そんなSNSの代表とも言えるTwitter(ツイッター)に焦点を当て、医学部再受験生におすすめの活用法をご紹介していきます。
Twitter(ツイッター)とは

2021年現在、Twitter(ツイッター)を聞いたことのない人はいないはず。
多くの人が、Twitterをすでに利用したことがあるかもしれませんが、ここでは丁寧に、Twitterを簡潔にご説明します。
Tweets(ツイート)
Twitter(ツイッター)は、個人や企業が最大140文字のTweetsをすることができるSNS。
Follow(フォロー)
Twitter(ツイッター)では、この人のつぶやき(ツイート)がもっと見たいと思ったら、Followすることで気に入ったアカウントをいつでも見れるようになります。
また、相互にFollowしているとDM(ダイレクトメッセージ)が可能になります。
Timeline(タイムライン)
Twitter(ツイッター)のメイン画面はこのTimelineで、Followしているアカウントのツイートなどが表示されます。
Search(キーワード検索)
Twitter(ツイッター)では、話題のツイート・最新のツイート・アカウント・画像・動画といったカテゴリーでTwitter内を検索することが可能です。
実際、「医学部再受験」「医学部受験」などと検索することで多くの結果が表示されます。
Topics(トピック)
Search(検索)でアカウントやツイートを検索することや、Topics(トピック)でおすすめツイートを紹介されることもあります。
2006年にアメリカで生まれ、日本では2008年から普及開始。2017年時点で、日本だけで4500万人のアクティブなユーザーがいると発表されすほどのSNS成長筆頭株です。
医学部再受験生におすすめな理由

中高生や大学生などの若者が使う印象のSNSですが、Twitter(ツイッター)を含め、医学部再受験生にも上手に利用することをおすすめしています。
ここでは、医学部再受験でTwitterを使うメリットをご紹介します。
情報収集ができる
Twitter(ツイッター)を使う上での最大のメリットが情報収集。
この後、おすすめのアカウントを複数ご紹介しますが、Twitterには他にもまだまだたくさんのユーザーが存在し、「医学部再受験」と検索するだけで多くのツイート・ユーザーがヒットします。
医学部再受験に限らず、受験は情報戦。
最新の試験情報などは募集要項などを確認する方が断然安心ですが、受験会場の雰囲気や面接に関すること、各大学の特徴や入学後の勉強や生活、進学の厳しさや大学の雰囲気などは、TwitterなどのSNSでしかなかなか得られないものです。
医学部再受験の仲間と繋がれる
予備校などに通っている医学部再受験生の場合は周囲に同志がいますが、人数は限定的なはず。ましてや独学で勉強に励んでいる医学部再受験生の場合は、皆無でもおかしくありません。
そんな中、Twitter(ツイッター)などのSNSを利用すれば医学部再受験の仲間を見つけることができ、相互にFollowが実現すればお互いにメッセージのやり取りを行うことも可能です。
医学部再受験は勉強を含めてハードな部分が多く、挫折など精神的にやられる医学部再受験生も少なくありません。
Twitter(ツイッター)で医学部再受験の同志を見つけることができれば、勉強もそれ以外のこともお互いに相談相手になることもでき、ハードな医学部再受験のモチベーション維持に大きく貢献することでしょう。
リアルな生の声が聞ける
医学部再受験に関してインターネットや書籍を利用しても、知れるのは一般公開された情報のみ。当然、不利益が被るような情報は事実であれ記載されることはほとんどありません。
一方、Twitter(ツイッター)などのSNSでは原則として自由な発言が可能。したがって、他の媒体では知ることのできない情報を知ることが可能です。
また、Twitterなら先輩や同志の生の意見を聞くことができるため、ただがむしゃらに進むのではなく、様々な視点から考慮することで、自分にあった勉強法や志望校選びなどで最適な判断を選ぶことができるようにもなります。
利用する際の注意点

ここまで、医学部再受験生にTwitter(ツイッター)などのSNSを利用することをおすすめしてきましたが、ご存知の通りSNSを利用する際には注意するべきこと多々あります。
その中でも特に、医学部再受験生がTwitterを利用する際に陥りやすいことに注目して、注意点を解説していきます。
情報のソースを気にする癖を
これはTwitter(ツイッター)などのSNSに限らず、情報リテラシーとして重要なスキル。ましてや日々発展する医学の世界に入ろうとしている医学部再受験生であれば、絶対に必要な癖です。
例えばTwitterでは、「今年の試験には〇〇が出る」「〇〇大学は倍率が下がる」といったツイートが受験期になるとしばしば見られます。中には確かな分析のもとで発言されたものもあるかもしれませんが、往々にしてデタラメであることがほとんど。
直前期になって「志望校を変更しようと思う」と言い出す医学部再受験生に理由を尋ねると「Twitterで…」なんてことは珍しくないのです。
真偽の判断に困ったら、Googleなどで関連ワードを検索することをおすすめします。こうすれば多くの場合、数分で真偽がハッキリするはずです。
あくまで個人、されど個人
Twitter(ツイッター)の場合、多くのツイートは個人の意見。
誰かを信じることも時には大事ですが、あくまで個人の意見であり、必ずしもあなた自身に当てはまったり、ましてや一般論として正しいかどうかは毎度考えるべきでしょう。
ただし、されど個人。その人がそのように感じている・思っていることも事実の一つ。
例えばTwitterでの「圧迫面接だった」というツイートひとつを挙げても、確かに圧迫面接だった可能性もあれば、その人が何か面接官が引っかかる内容を発言したために圧迫面接のようになっただけの可能性もあります。
これも同様、関連ワードで検索すれば大衆の意見かどうかが簡単にわかるものです。
あくまで個人、されど個人。情報の取捨選択は適切にしていきましょう。
Twitter(ツイッター)にハマりすぎない
最後に、多くの医学部受験生に鳴らしたい警鐘がこれ。
Twitter(ツイッター)は情報も多く、医学部再受験に関連しないことも多く触れることが可能です。端的に、「面白い」でしょう。
しかし、医学部再受験として医学部合格を勝ち取るには勉強あるのみ。
Twitterばかり見ていて時間が溶ける医学部再受験生がたくさんいます。勉強時間と休憩時間、メリハリをつけた受験勉強をしましょう。
医学部再受験生におすすめのアカウント

ここからは、医学部再受験生におすすめのTwitter(ツイッター)アカウントをいくつか、ご紹介していきます。
まず彼らをFollow(フォロー)しておけば、関連でTopics(トピック)から新しい出会いがあるかもしれません。
ぽん@医学部再受験(@kS10j42A)
ぽんさんは会社員から医学部再受験をされたようです。
最近の更新は途絶えていますが、ぽんさんが実際に勉強で使用した参考書を紹介していたり、寄せられた質問にぽんさんが回答していたりと、タメになる内容が多く見られます。
ごろう@医学部再受験(@goro0101sai)
ごろうさんは文系出身で独学で医学部再受験の勉強をされた方。現在、ごろうさんは海外の医学部に留学しているようです。
最近のツイートも多く、Twitter(ツイッター)で人気の匿名で質問ができる「質問箱」を利用してごろうさん相談に応えています。
ちえりん📷再受験医師(@chierin_medic)
ちえりんさんは、文系出身の元医学部再受験生。現在すでに医師となり、子育て中のようです。
女性の医学部再受験生自体が少なく、女性にはかなりおすすめ。
勉強法はもちろん、勉強のモチベ維持など、多くのことを現在でも発信しています。
その他のおすすめアカウント
仮面浪ダー@医学部再受験 | @igakubusaijyu |
---|---|
42歳からの医学部再受験 | @SPjrWdIJOQ5VA9r |
Y/医学部再受験 | @yukke_med |
あんぽ29@元医学部再受験 | @i00sv |
ナリヨビ化学 | @nariyobi |
bot系アカウント
Twitter(ツイッター)では、botアカウントが事前に作成されたツイート文のプールからランダムに、定期的にツイートをしてくれます。
特に医学部受験関連のbotの場合、Follow(フォロー)することで自習のすすめや暗記方法を教えてくれたりかなり勉強に役立つことも。
また、格言botなどで勉強のモチベ維持を図るのもおすすめです。
Twitter(ツイッター)以外のおすすめSNS
最後に、なにもSNSはTwitter(ツイッター)だけではありません。
最近の流行も含め、Twitter以外のおすすめのSNSをご紹介します。
Facebook(フェイスブック)
Twitter(ツイッター)と並ぶ有名なSNS。
Twitterほど頻繁につぶやくアカウントは少ないですが、医学部受験のページやグループがあり、特に現役医学部生とつながって情報を得るには最も最適なツールです。
Discord(ディスコード)
元々はゲーマー向けのヴォイスチャットとして始まったサービスですが、2020年から急激に浸透しつつあるSNS。
サーバーと呼ばれるグループに参加すると、掲示板のような「テキストチャンネル」やzoomのような「ボイスチャンネル」などでコミュニケーションを取ることが可能です。
最近では医学部再受験生同士で定期的に勉強会を開き、お互いのチューターをするなどして活用されているようです。
LINEオープンチャット
Twitter(ツイッター)以上に日常に溶け込んだLINEの機能の一つ、オープンチャット。
匿名で書き込みのできる2chや掲示板などに近いサービスですが、医学部再受験と検索するだけで数百人規模のグループがすでに複数存在しています。
匿名なだけに情報源などの判断が困難ですが、稼働も頻繁で気軽に同志に勉強などの相談ができるなど、おすすめです。