
医学部といえば難関学部、高偏差値学部の代名詞的存在となっており、ここ数年は特に顕著になっています。
実際そのイメージ通りであり、医学部を目指すために何浪もしたり、一度大学を卒業してから再受験をするという選択をする方も多くいるほどです。
その高難易度の原因は単純に求められる学力が高いというのもありますが、面接や小論文、医学英語などといったように医学部ならではの対策をしなければならないことがより対策を難しくしています。
そこで今回は高知の医学部再受験事情について解説したのち、高知の医学部予備校をいくつか紹介していきたいと思います。
高知の医学部再受験事情

まずは高知県の医学部再受験事情について紹介していきたいと思います。
高知県内の医学部は国立の高知大学医学部のみでしたので、そちらについて紹介していきたいと思います。
年 | 2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 |
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合格者 | 5 | 2 | 3 | 6 | 10 |
こちらが高知大学医学部における22歳以上の合格者を年度別にまとめた表になります。毎年数名の医学部再受験生が合格しているようですね。
合格者数が少ないように見えるかもしれませんが、高知大学は医学部の定員110名に対して地域枠や推薦、AO入試の枠が50名とかなり多く、前期の募集が60名のみとなっています。
そのため再受験生にとっての定員は実質60名となるのですが、その中でも5名前後の再受験生が合格しているので高知大学は再受験生に対して寛容な大学であると言えるでしょう。
医学科合格を目指すなら医学部予備校を候補に入れてみる

高知大学が再受験生に対して比較的寛容なことが分かりましたが、単純に受験難易度が高いことには変わりありません。
そこで高知県の再受験生におすすめなのが医学部予備校です。ここでは医学部予備校のメリットを紹介していきたいと思います。
医学部受験に対して蓄積されたノウハウ、知識量
医学部予備校はその名前の通り、医学部受験専門の予備校となっています。
そのため講師やスタッフは医学部受験に関する情報収集、過去問研究、予想問題作成にのみ集中することができるので一般的な予備校や塾に比べても医学部受験指導のクオリティが高いです。
医学部受験では高知大学以外にも全国の大学が志望校になりうるほか、共通テストの点数によっては急な志望校変更をすることもありえます。
そういった場合でも医学部予備校であれば全国の医学部の情報が蓄積されているので十分な対応をすることが可能というわけです。
多浪、再受験生にも対応可能な予備校が多い
医学部受験では3浪以上することや再受験というのも珍しくありません。
ですが、現役や一浪の受験生と比べて絶対数はそこまで多くはないため、一般的な予備校ではそこまで指導実績が豊富でないのも現状です。
高知県内に限定するとさらに厳しい条件になるかと思います。
また、再受験生は現役の時の学力やブランクなど人それぞれであり、柔軟にカリキュラムを組む必要があるので指導が難しいです。
しかし、医学部予備校は少人数制の授業や個別指導の授業を行っているところが多いほか、医学部予備校によっては再受験生専門コースを設置しているところもあります。
再受験生が予備校に通うのなら医学部予備校がおすすめです。
高知県内の医学部予備校
家庭教師・個別教室のトライ

高知県内の医学部予備校としてまずおすすめなのが家庭教師・個別指導のトライです。
CMなどでも評判になっている予備校ですが、医学部対策のコースも設置されています。
トライはもともと個別指導の予備校なので医学部受験においても個別指導を行っています。
まずは現在の学力を判定するためのテストを行い、そののちに学力、志望校などをもとに専用のカリキュラムを作成します。
個別指導の強みを活かし、合格までに必要な授業のみを行うので非常に効率的です。
また、トライの特徴として校舎数が多いということが挙げられます。
高知市内に4校があるほか、南国市にも1校あります。
通学にかかる時間を少なくすることができると思うので普段働いているような受験生にもおすすめな医学部予備校です。
校舎所在地 | 高知県高知市南はりまや町1-17-1ケンタッキービル3F(はりまや校) |
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お問い合わせ先 | 0120-555-202 |
コース | 個別指導 |
学費 | 要相談 |
合格実績 | 国立15校、私立8校に合格実績あり |
現役生や地元で合格目指す浪人生にはオンライン通信コースがおすすめ

前の項では高知県内に校舎がある医学部予備校を紹介しましたが、医学部予備校の数としてはそこまで多くあるというわけではありません。
そこで高知県内の再受験生におすすめなのが医学部予備校のオンライン通信コースです。
オンラインコースならば日本全国の医学部予備校の授業を受けることができます。
自分の生活リズムや学力に合った予備校を見つけやすくなるため、ネット環境がある方にはぜひともおすすめしたいです。
ここではいくつかおすすめのオンライン医学部予備校を紹介していきたいと思います。
医学部予備校四谷メディカル

四谷メディカルは医学部予備校の中でも指導力が高いことで評判になっています。
業界トップクラスの講師のみが在籍しており、ゼロスタートの生徒も分け隔てなく指導するので得点力の大幅アップが期待できます。
その証拠として、四谷メディカルでは偏差値30、多浪、再受験生の合格実績も豊富です。
高知大学への合格実績もあり、どのように勉強したかの合格体験記も載っているのでぜひ見てみてください。
指導力の高さはオンライン個別指導でも変わりません。英、数、理科2科目の個別指導を受けることができるので私立医学部志望の方にもおすすめです。
授業の他にも朝テストや学内模試への参加、受験相談やメンタルケアもサービスに含まれており、医学部合格に向けて総合的なサービスを受けることができます。
そのほか、自由にスクーリングをすることができます。
高知県から通うのは難しいですが、東京へ受験に来た時などは自習室として利用することができるでしょう。
校舎所在地 | 東京都千代田区二番町11-6 番町YMビル1階 |
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お問い合わせ先 | 0120-305-883 |
コース | 個別指導 |
料金 | 8,580,000円 |
合格実績 | 国立、私立医学部に多数合格 |
スタディカルテLab

スタディカルテLabは校舎を持たない、オンライン専門の医学部予備校です。
オンライン専門ではあるのですが医学部だけでなく東大、京大にも合格実績があるなど非常に指導力のある予備校です。
スタディカルテLabの特徴としては学習ロスをなくすことに重きを置いていることです。
学習ロスというのは志望校の試験問題に合っていない授業や一方的な授業、伸び悩みの原因が分からないままの授業といったようなものですね。
学習ロスがあるとどんなに勉強をしても思うように成績は伸びず、結果モチベーションの低下にもつながってしまいます。
そこでスタディカルテは医学部、難関大学専門のプロ講師による個別指導と自学自習のためのアプリを活用し、学習ロスを極限までなくすことを目標としています。
特にアプリでは授業内容の確認、復習や疑問点などの共有をすることができるので非常に便利です。
校舎所在地 | オンライン |
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お問い合わせ先 | 要確認 |
コース | 個別指導 |
学費 | 12,000円/1時間 |
合格実績 | 国立、私立に多数合格 |
メルリックスオンライン

メルリックス学院は東京、大阪、名古屋に校舎を持つ医学部予備校ですが、オンライン通信指導も行っています。
授業が双方向型の授業となっており、口コミでは9割以上の受験生が講師とコミュニケーションがとりやすいと答えています。
講師に問題を解く過程を見ていてもらえるので勘違い、わかったつもりを完全になくすことができ、得点力をアップさせることができます。
また、メルリックスオンラインの特徴として1講座から授業を受けることができるということが挙げられます。
1年間を通して授業を受けるのももちろんできますが、他の医学部予備校と並行して自分の苦手な科目、単元のみを集中的に受講するといった使い方もできるので非常に便利です。
校舎所在地 | オンライン専門 |
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お問い合わせ先 | 03-6332-6635 |
コース | 個別指導 |
料金 | 22,000円/1コマ |
合格実績 | 医学部20名合格(2023年) |
アガルートメディカル

アガルートメディカルはオンライン専門の医学部予備校です。
特徴は映像授業とコーチングを組み合わせた学習システムを提供しているところにあります。
授業は基礎レベル、共通テスト対策、大学別対策といったように細かく分けられており、自分に必要な授業のみを受けることができます。
コーチングでは現役の医学部生に学習の進捗管理を行ってもらうことができます。
知識がどれくらい定着しているかを確認するほか、モチベーションの向上も手伝ってもらうことができます。
実際に医学部に合格した先輩のアドバイスですのでかなり有益だと思います。
また、アガルートメディカルの特徴として、細かくコースが分かれているという点が挙げられます。
最も料金が安いコースでは年間243,600円~と非常にリーズナブルに受講することができます。
校舎所在地 | オンライン |
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お問い合わせ先 | 06-6776-2934 |
コース | 映像授業 |
料金 | 243,600円~ |
合格実績 | 国立、私立に合格多数 |
まとめ
今回は高知県内の医学部再受験事情とおすすめ高知の医学部予備校について紹介していきました。
高知県内にある医学部は高知大学医学部のみなのですが、高知大学は定員の割に再受験生の合格者が多く、比較的寛容であることが分かります。
しかし、医学部受験をするのなら高知大学以外の大学も受験校として考えなければなりません。
そこでおすすめなのが医学部予備校です。
高知県内には1校の医学部予備校があるほか、オンライン通信コースの医学部予備校もおすすめです。
医学部予備校であれば医学部受験に関するノウハウが蓄積されており、効率的に医学部合格を目指すことができます。
オンラインであればさらに医学部予備校の選択肢は増えるのでぜひ検討してみてください。