海外への医学部再受験

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年齢に寛容な海外の大学で医師を目指す人も近年増えています。

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海外留学と言う選択肢

医師になる道はなにも日本国内だけでなく、海外の医学部へ進学することでも実現することができます。

医学部受験は難易度が非常に高まっており、偏差値60以上の高度な学力がなければ合格は厳しいの現実です。

しかも、年齢差別などは日本より少なく、高度な学力や経験があれば何歳からでもチャレンジできるのが欧米諸国の魅力的なところです。

何年かかっても医学部合格を実現できれば医師への道が開けますが、医学部再受験の場合、合格を実現できずに夢を諦める人も沢山います。

そこで、医師という夢を実現するための選択肢として、海外の医学部へ進学するという方法があります。

海外の医学部受験メリット・デメリット

メリット デメリット
日本の医学部受験より難易度が下がる 入学は容易だが進級は厳しい
コミュニケーション能力や柔軟性が身につく 高度な語学力が必要
活躍の場は世界規模 日本の医師免許が取れない場合がある
学費や生活費を安くすることも可能 異文化の生活に馴染めないリスクがある
年齢差別があまりない 所帯持ちには厳しい

日本の医学部受験は、前述通り高度な学力と高い競争率を突破する必要があり、大きな労力と時間を費やす必要があります。

しかも、年齢が上がるほど志願できる医学部の数は減少し、選択肢は限られてくるのが再受験生の課題となっています。

いっぽう、海外の場合は進学する国や大学にもよりますが、日本人が多いハンガリー国立大学の場合は、予備コースから始めるなら、高校までの知識とTOEFLなどのスコアがあれば合格できるため、日本の医学部受験と比較すると難易度が大きく下がります

医学部に入学しないと医師への道は始まらないので、日本の医学部受験に何年も費やすよりも海外留学を視野に入れたほうが時間を大きく節約することが可能です。

ただし、海外の大学は日本の大学に比べて入学が容易な分、進級判定が非常に厳しいことで有名です。

慣れ親しんだ日本語ではなく全て外国語(英語)での授業となるので、入学後は非常にハードな学生生活が待っていることを覚悟しておく必要があります。

そのためにも高度な学力は必要となってくるので、日本に居る時から英語(外国語)の学習には日頃から力を入れておくと良いでしょう。

ただし、異文化での生活を通して、様々なバックグランドを持つ生徒と学ぶことでコミュニケーション能力はもちろん、他の文化や習慣を受け入れたり、様々な考え方を持つ人間と接したりすることで柔軟性を養えるのが海外生活での醍醐味だと思います。

もちろん、異文化の生活に慣れなくて勉強に身が入らず帰国してしまう人もいますが、医師になるという決意があれば乗り越えられない問題ではありません。

さらに、海外で医師免許を取得すれば、高い語学力もあることから活躍の場は世界規模となり、可能性が無限大です。

その中には日本も含まれていますが、大学によっては厚生労働省の審査に通過しないケースもあり、この場合は日本の医師国家試験に受ける資格がもらえません。

海外の医学部卒業後はいずれ日本への帰国を検討している場合は、進学する大学が厚生労働省の審査に通過できるか確認しておくことが重要です。

そして、最後に年齢に関係なく挑戦できるのが留学の醍醐味ですが、家庭を持つ社会人の場合は、家族と離れて遠い地で医師を目指すことになるので難しい選択肢となる人もいるでしょう。

日本は、年齢に寛容な大学とそうでない大学がありますが、海外の場合は30歳以下なら広く受け入れられており、それ以上の年齢でも学力や経験が認められれば入学も可能な大学が多いのが特徴です。

日本人を惹き付けるハンガリーおよびチェコの医学部

海外留学と言えば、アメリカやイギリス、カナダなどを目指す人が多いですが、医学部の場合は少し違います。

近年、多くの日本人が医学部を目指す場合の候補となるのは、ハンガリーおよびチェコといった東欧の医学部です。

なぜ両国の医学部が選ばれているかというと、文化や教育レベルが高いにもかかわらず、物価が安いため費用を抑えながら医師を目指せるからです。

特にハンガリーは人口当たりのノーベル賞受賞者数が世界1位であり、教育国として古くから有名なため、世界中から留学生が集まっています。

学費も日本の私立大学医学部と比べると遥かに安く、ハンガリー国立大学の医学部本コースが6年総額1100万円、そしてチェコ国立マサリク大学が6年総額810万円となっています。

予算が限られている社会人の医学部再受験生にとっては、日本の私立医学部に進学するより費用がかからないので魅力的です。

そして、EU諸国に該当するため、両国で医師免許を取得すればヨーロッパ各地で活躍できるのはもちろん、アメリカやカナダでも学位が認められるため、グローバル規模で医師として活躍できます。

しかも、厚生労働省の医師国家試験の受験資格も付与されるので、日本に帰国して医師として従事することも可能です。

近年、ハンガリーおよびチェコの医学進学が増えているのは、日本に事務局を設置しているのも大きい要因となっています。

日本語で対応してもらえるのは、もちろん現地の医学部情報や医師を目指す流れなど日本に居ながら準備できるのが受験生にとって非常に心強く、また目指しやすい理由となっています。

海外の医学部でも日本の医師免許が取得可能

海外の医学部を卒業した場合、厚生労働省の審査に通過することで日本の医師国家試験を受験することができます。

試験に合格できれば、日本の医学部を卒業した人と同じように国内で医師として従事できるため、多浪して日本の医学部に入るより近道だったりします。

ただし、海外の医学部を卒業しても、全員が日本の医師国家試験に受験できるという訳ではないので、日本での医師活動を目指す場合は留学前に卒業後に受験資格が得られるか注意が必要です。

基本的に厚生労働省の審査では、大学の修業年数や成績、大学の教育水準などが対象となり、個人の成績なども加味されるので判定は流動的です。

また、国家試験を受けるまでに予備試験や実地修練(1年以上)が必要になる場合もあるので、詳しくは厚生労働省の「医師国家試験受験資格認定」 を確認しておきましょう。

ちなみに、ハンガリー国立大学やチェコ国立大学など日本人留学生を多く受け入れている大学や、卒業生が日本の医師国家試験受験資格を得られた大学なら、認定される確率が高いのでおすすめです。

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