医学部の学費一覧

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2021年度の私立大学医学部医学科の学費を一覧で紹介しながら医学部再受験生が経済的負担を抑える方法を解説。

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医学部の学費

医学部再受験生が私立大学を敬遠する一番の理由が学費問題でしょう。

しかし、入試科目が少ない私立大学は医学部再受験生が合格するためにはぜひ選択肢に入れるべき大学です。

では、高額な学費問題はどう解決すれば良いのか。

ここでは、私立大学医学部医学科の学費を確認しながら、医学部再受験生がどのようにこの問題を解決していっているか紹介していきます。

学費が払えないからと私立を最初から諦めている医学部再受験生は、ぜひ参考にしてみて下さい。

私立大学医学部医学科の学費は高い

私立大学医学部医学科の学費は高い

再受験生は社会人の人も多く、自分で学費を賄うため国公立大学の医学部に絞って勉強している人も多いかと思います。

しかし、医学部合格を考えた場合、私立大学医学部も志望校に含めたほうが合格する可能性は高くなります。

私立大学医学部は、学習する科目が少ないだけでなく、大学ごとの出題傾向が明確なので、対策しやすいメリットがあります。

私立大学医学部の6年間総額の学費は、国際医療福祉大学医学部が一番安くて1850万円となっています。

国際医療福祉大学は私立で最も安い学費であるため、新設医科大学にもかかわらず偏差値は高め。

それでも国公立大学医学部の6年間の総額が平均350万円なので、私立大学医学部の最安値の国際医療福祉大学でも高く感じられます。

いっぽう、学費の高額な私立は受験できる層が限られてくるため、偏差値・難易度は低め。

2021年度から学費の値上げを発表し、私立最高値となった東京女子医科大学も穴場となり得るでしょう。

経済的に余裕のある医学部再受験生は目指したい医学部であると言えます。

学費が実質無料・一部免除の私立大学医学部もあり

私立大学には、貸与制度により授業料の全額または一部が免除となる自治医科大学や産業医科大学などがあります。

ただし、医療界への貢献意識が強い大学であるため、年齢的にも医学部再受験生には厳しいと言われています。

他にも、多くの私立大学医学部には地域枠を設けており、この制度を有効活用するのも一つの方法です。

地域枠とは、各都道府県から学費に相当する奨学金が貸与され、卒業後指定された自治体で一定期間医師として働くことで貸与された奨学金が返済免除となる制度です。

地域枠には諸条件がありますが、一般入試と併願できる医学部もあるため、興味のある人は詳しく調べてみると良いでしょう。

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私立大学医学部医学科の学費一覧(2021年度)

順位 大学名 学費(万円)
1 国際医療福祉大学 1850
2 順天堂大学 2080
3 日本医科大学 2200
4 慶応義塾大学 2204
5 東京慈恵会医科大学 2250
6 自治医科大学 2300
7 東邦大学 2580
8 昭和大学 2700
9 関西医科大学 2770
10 東京医科大学 2940
11 藤田医科大学 2980
12 産業医科大学 3049
13 大阪医科薬科大学 3141
14 日本大学 3310
15 岩手医科大学 3400
15 東北医科薬科大学 3400
17 愛知医科大学 3420
18 聖マリアンナ医科大学 3440
19 東海大学 3500
20 近畿大学 3582
21 久留米大学 3620
22 獨協医科大学 3660
23 兵庫医科大学 3700
23 埼玉医科大学 3700
23 杏林大学 3700
26 福岡大学 3760
27 北里大学 3890
28 帝京大学 3938
29 金沢医科大学 3950
30 川崎医科大学 4550
31 東京女子医科大学※3 4621

学費意外にも費用は色々とかかる

学費意外にも費用は色々とかかる

入学したら学費以外にも結構なお金がかかるのが医学部の常識。

学費問題をクリアできても、入学後にも費用負担が沢山の場面で生じることを知っておく必要があります。

ここでは、学費以外で大きな費用負担になりがちな事項をまとめています。

寮費・生活費

学費以外にも生活していくためのお金が必要です。

実家から通学を検討している医学部再受験生も1つ注意しておきたいのが、1年次は全寮制の医学部が私立にはあるとうことです。

順天堂大学・日本医科大学・川崎医科大学は1年次は全寮制となります。

つまり、年間平均で100万円程度の寮費が学費とは別に発生してしまうので、志望大学として検討する場合は注意しましょう。

教材費・テキスト代

学費にはテキストや教材費が含まれていません。

特に医学部の場合は医学書など専門書を購入するケースが多く、何十万という費用負担が生じます。

学費ばかりに目が行きがちですが、医学部生の場合は書籍代の費用負担も大きいことを覚えておきましょう。

試験対策費用

医学部生は、4年次後半または5年次からの臨床実習に参加するために、全国共用試験(CBT・IBT)に合格しないといけません。

多くの学生は、対策講座や書籍を購入して試験対策を行っているので、こちらの試験対策費も学費とは別に生じることを覚えておきましょう。

さらには、医師国家試験対策も予備校の講座を受講して勉強している人は少なくありません。

予備校に通うとなると何百万円という学費が発生することも珍しくないのです。

医学部再受験のお金事情。こんな方法で解決

医学部再受験のお金事情。こんな方法で解決

医学部再受験生は経済的に独立している人が多いので、問題になってくるのがお金事情ではないでしょうか。

会社を辞めるということは収入がゼロになるということですが、そこから生活費、予備校の授業料、そして大学の学費という大きなお金の負担が強いられるわけです。

では、医学部再受験生はどうやってこの学費問題を解決していっているのか、ケースごとに確認していきましょう。

生活費および学費など親からの支援を受ける

社会人経験がある人は収入があったのである程度お金が貯まっている人も少なくありませんが、予備校の授業料から医学部の学費まで全てのお金をカバーできるほどの貯金がある人は少数だと思います。

その場合、多くの再受験生は実家に戻り、受験勉強の生活を送りながら医学部合格を目指します。

このパターンが医学部再受験生のなかでは一番多いのではないでしょうか。

親から学費のお金を借りることができれば外部機関と違い無利子で返済期間も融通が利くので負担を抑えながら医師を目指せること間違いなしです。

地域枠や奨学金を貰っている

受験勉強時代は親から生活費の援助を受けたかもしれませんが、医学部の学費は地域枠で入学することで学費が免除となるパターンです。

地域枠は卒業後の進路に制限が生じてしまいますが、医学の学費がほぼ全額免除になることが多く、経済的負担は大きく抑えることが可能です。

また、奨学金の支給を受けながら学んでいる医学部再受験生も沢山います。

自己資金で賄う

社会人経験が長い人や専門職などで収入が高い人は、ギリギリまで働いて医学部再受験に必要なお金を貯めたという人もいます。

国立大学の再受験生には意外と自分で学費は貯めたという人が多い傾向にあります。

なかには、社会人を続けながら医学部合格を実現させた人もいますが、合格できる可能性は非常に低いので限られた人になってくるでしょう。

授業料免除を受ける

両親が定年退職などで年金生活を送っている場合や、世帯主の収入が少ない場合は、家庭の経済的理由により医学部の学費は全額または一部免除になることがあります。

国立大学医学部の場合は、家計基準と成績基準で決まることが多く、年齢は関係ないので再受験生の人は積極的に審査に応募することをおすすめします。

授業料免除が受けられれば、生活費は奨学金を借りて十分に生活することが可能なので、家庭の収入が少ない人は一度調べてみることをおすすめします。

配偶者が医学部再受験を支援

結婚している人であれば、医学部再受験にかかるお金を結婚しているパートナーが支援しているケースをよく見かけます。

共働き世帯の場合、いっぽうが医学部再受験を決意して収入が途絶えてしまうと金銭的な影響が大きいですが、生活スタイルを改めると収入によっては無理ではありません。

親に頼らずに勉強ができるため、パートナーの経済力が左右しますが、その分親に頼らず医師を目指すことができます。

医学部再受験生が奨学金をもらうことは可能?

医学部再受験生が奨学金をもらうことは可能?

医学部再受験生は浪人生よりも年齢が上な場合も多く、奨学金がもらえるか心配だと思っている人も多いのではないのでしょうか。

結論から言うと、医学部再受験生であっても合格して大学に入学できれば奨学金を受け取ることは可能です。

なお、奨学金としては下記のような制度が一般的であり、多くの学生が利用しています。

  • 大学独自の奨学金制度
  • 自治体の奨学金制度
  • 日本学生支援機構の奨学金制度

大学独自の奨学金制度は成績優秀者または成績がある一定の基準を満たしている方は利用できる制度で、年齢や医学部再受験生などのバックグランドは関係ありません。

自治体の奨学金制度については、医師不足解消のために実施している修学資金です。

こちらは、地域枠で合格した受験生が受けられる支援制度なので、医学部再受験生の場合は年齢を理由に受験資格が得られる可能性が低く、利用できないことが多いです。

最後に、最も多くの大学生が利用している奨学金制度が日本学生支援機構。

医学部生なら、月額で最大16万円の奨学金をうけとれることができるため、学費が高い医学部では非常に助かります。

日本学生支援機構には返済免除の奨学金もありますが、こちらは条件が厳しく医学部再受験生が利用するのは難しいでしょう。

また、奨学金には貸与型と給付型の2種類の制度があります。

それぞれの特徴を確認してみましょう。

貸与型

貸与型は、支給された奨学金を返済する必要がある制度です。

大学独自の奨学金制度の一部、そして日本学生支援機構の奨学金がこれに該当します。

無利子・有利子かは奨学金の貸与条件によって異なってきますが、有利子でも教育ローンなどに比べると利子率は低いです。

なお、貸与型でも返済が免除される奨学金があります。

それが、自治体が支給する修学資金貸与制度の奨学金です。

通常なら奨学金の返済義務が生じますが、卒業後一定期間を医師として指定された医療機関で働いた場合は返済が免除される制度です

似たような制度に自治医科大学、産業医科大学、防衛医科大学校の学費があります。

給付型

給付型の奨学金は支給された金額を返済する必要がない制度です。

したがって、返済に追われる心配もない非常に魅力的な奨学金ですが、その分、受け取れる学生はごく僅か

大学独自で設定する成績優秀者などに支給される奨学金に限られていることが多いです。

再受験生にとって現実的な奨学金制度は?

再受験生にとって現実的な奨学金制度は?

奨学金制度は様々な種類がありますが、医学部再受験生にとって現実的なのは下記2つでしょう。

  • 日本学生支援機構
  • 特待生制度

ほとんど学費負担なしで医師になれる地域枠制度は、ほとんどが1浪までと年齢制限を設けているため、医学部再受験生は応募すらできないことがほとんどです。

日本学生支援機構は年齢制限はないので、医学部再受験生でも注意点はあるものの借りられる可能性は高いと言えます。

また、私立大学医学部の高額な学費負担を抑えるなら一般入試で学力優秀の成績を収めて特待生になることです。

もちろん、入学後も大学の成績で常に上位にいる必要がありますが、特待生なら給付型の奨学金で返済も不要なのでメリットしかありません。

医学部再受験生でも勉強して学力さえ伸ばせば不可能ではなくなるので、私立大学医学部をワンランク下げてでも狙う価値はあると言えます。

日本学生支援機構の奨学金を利用する場合の注意点

日本学生支援機構の奨学金を利用する場合の注意点

既に利用した医学部再受験生は再応募ができない場合がある

奨学金の利用で注意しておきたいのが、日本学生支援機構の奨学金です。

貸与型の有利子での奨学金(第二種)であれば、比較的ハードルの低い奨学金ですが、医学部再受験生の場合は注意が必要となってしまいます。

それは、過去に別大学または専門学校に入学している医学部再受験です

日本学生支援機構の奨学金には予約採用型在学採用型の2種類がありますが、まず再入学の医学部再受験生は予約採用型に応募ができません。

予約採用型の応募条件が下記となっているからです。

  • 高卒の場合は卒業から2年以内でかつ別の大学や専門学校に入学したことがない人

在学採用型でも、過去に別の大学で奨学金を借りたことがある場合は申し込むことができない・貸与期間に制限がある場合があるとされています。

ただし、「場合がある」と言っているので、完全に無理ではないので、医学部再受験生の場合は入学したら大学の奨学金担当者に相談してみることをおすすめします。

医学部の学費は6年という長い期間在籍するため、金額も高額になることが多く、その分の生活費もかかってしまいます。

奨学金を上手く活用してアルバイトを最低限に留め、できるだけ勉強に集中できる環境を整えましょう。

留年したら奨学金はストップします

もう1つ医学部再受験生が注意しておきたい点は、留年してしまうと奨学金の支給が止まってしまうことです。

他学部の場合はそこまで注意すべき点はありませんが、医学部医学科の場合は進級判定が非常に厳しい大学も少なくありません

この場合、留年してしまうと奨学金の支給が止まってしまうので、医学部再受験生で経済的に頼ることができない人は必死に勉強して進級していく必要があります。

ちなみに、奨学金の支給が停止しても、翌年度に進級できた場合はまた再開されます。

ただし、私立大学医学部の場合は1年の学費が非常に高額であるため、留年して奨学金が止まってしまうと通えなくなってしまう学生も多いです。

奨学金に頼って医学部へ進学する人は、留年しないように注意する必要があります。

私大の学費事情まとめ

以上のように、地域枠・特待制度・奨学金などの選択肢によって経済的に厳しい医学部再受験生でも私立大学医学部へ進学することは不可能ではありません。

医学部再受験を成功するためには、私立大学も候補に入れることが必要不可欠。

私立大学の学費は高額だからと諦めず、どうやってこの問題をクリアできるかをまず考えることが、成功への第一歩となります。

医学部再受験に寛容な大学

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