医学部再受験に寛容な大学

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医学部の中には年齢差別のない再受験生に比較的寛容な大学があります。

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年齢差別のない医学部が再受験生にはおすすめ

年齢差別のない医学部が再受験生にはおすすめ

医学部受験においては大学によっては再受験の合格が厳しい医学部があります。

これは、難易度など学力基準だけでなく、年齢などを考慮して合否を判断している医学部もあるということです。以前、群馬大学医学部では合格点に達しているにもかかわらず、50代主婦が面接で不合格となったケースがありました。

この問題は裁判にも発展しましたが、証拠不十分のため受験生である原告側の請求は棄却されましたが、実に後味の悪いケースでした。

ここでは、年齢差別が少ない再受験生にっても合格しやすい医学部を寛容度別で紹介しています。

もちろん、寛容度が厳しい医学部に合格する再受験生いるので、あくまで志望校の参考として確認してもらえればと思います

また、前年度は寛容であっても、当年度は現役・1浪生重視に変わることも多いの考えれるため、最新の入試情報を入手して見極めていくことが重要です。

①とても寛容な医学部
東京大学、山梨大学、信州大学、富山大学、岐阜大学、三重大学、滋賀医科大学、奈良県立医科大学、大阪大学、岡山大学、香川大学、徳島大学、九州大学、熊本大学
②寛容な医学部
東北大学、新潟大学、山形大学、福井大学、金沢大学、横浜市立大学、名古屋大学、名古屋市立大学、神戸大学、島根大学、高知大学、大分大学、長崎大学、宮崎大学、琉球大学
③厳しい医学部
北海道大学、旭川医科大学、札幌医科大学、弘前大学、秋田大学、福島県立医科大学、群馬大学、筑波大学、千葉大学、東京医科歯科大学、防衛医科大学、浜松医科大学、京都大学、京都府立医科大学、大阪市立大学、和歌山県立医科大学、広島大学、鳥取大学、愛媛大学、山口大学、佐賀大学、鹿児島大学

東京大学や九州大学は、面接試験を導入し始める国公立医学部が多い中で、今でも面接試験を課していません。

そのため、再受験生にとっても人気が高いですが、東大理三は最難関医学部に加え、九州大学医学部も偏差値68を超える非常に高い学力が要求されてきます。

いっぽう、滋賀医科・三重・奈良県立医科は偏差値も中堅に位置し、再受験生が毎年多く合格しているおすすめの国立大学となります。

私立大学医学部再受験寛容度

①とても寛容な医学部
杏林大学、帝京大学、日本医科大学、金沢医科大学、近畿大学、久留米大学、東北医科薬科大学
②寛容な医学部
藤田保健衛生大学、岩手医科大学、聖マリアンナ医科大学、東海大学、愛知医科大学、関西医科大学、福岡大学
③厳しい医学部
埼玉医科大学、自治医科大学、慶応義塾大学、順天堂大学、東京医科大学、東京慈恵会医科大学、昭和大学、東邦大学、北里大学、日本大学、東京女子医科大学、独協医科大学、大阪医科大学、兵庫医科大学、川崎医科大学、産業医科大学

帝京大学は、再受験生に寛容であることが有名で学力さえクリアできれば合格できる可能性は高まります。

杏林大学は、近年は小論文の非点数化や合格者の成績開示を廃止、現浪比率の非公開にするなど現役志向になりつつあるため今後の入試傾向には注意が必要です

また、上位校は寛容ではない私立大学医学部が多いなか、私立御三家に数えられる日本医科大学は、再受験生にとっては最も合格が狙いやすい上位大学です。

新設医学部の再受験生に対する寛容状況

2016年度入試から新設医学部である東北医科薬科大学の募集が始まり、再受験生も初年度は躊躇した人もいるかもしれません。

しかし、2016年度の入試結果だけを見ると年齢については非常に寛容でした。

東北医科薬科大学としてもまずは優秀な生徒の確保に努め、6年後の医師国家試験で高い合格率を実現し、大学としての評価を上げることを優先しているようです。

したがって、今のところは年齢よりも学力重視の傾向があり医学部再受験生にとってもおすすめとなります。

ただし、今後は方針転換もあり得るため、毎年の入試結果には注視しておく必要があります

国際医療福祉大学医学部の年齢寛容度

最も新しい医学部である国際医療福大学の2017年入試結果が公開されましたが、高卒年別は現役25.7%、1浪35.0%、2浪以上39.3%のデータしか公表されていません。

構成比率では2浪以上が最も多いので現役重視ではないように思われますが、現時点では判断材料が乏しく年齢に寛容かどうかは判別が困難となっており、今後の更なるデータ開示が求められます。

ただし、2017年度のパンフレットには、再受験生の在学生のインタビューが掲載されているので、実力が伴っていれば再受験生でも合格の余地はありそうです。

再受験生は、入試説明会などに参加して情報を収集するなどして慎重に出願していくかを検討していくと良いでしょう。

二極化する医学部

社会人経験を経た再受験生にとって、大学選びは合否に直結するほど重要な問題です。

大学ごとに入学希望者に対するアドミッションポリシーを持っており、再受験生の受け入れに寛容な大学と、そうでない大学の二極化が進んでいます。

特に、試験科目で面接が導入されており、面接の結果によって筆記試験の点数によらず合否が決まる大学では、名言化されていないものの実質年齢制限が存在するといっても過言ではありません

熊本大学や岐阜大学は、新たに面接試験が導入されており、年齢を重ねた再受験生に対して厳しい姿勢に向きつつあると言われています。

医学部受験は、浪人生や多浪生が多い受験ですが、学校によって方針が大きく異なるため事前に情報は知っておくべきでしょう。

大学によっては、入学者の年齢別割合など公表している医学部もあるので志望校選びの参考にすることをおすすめします。

厳しい医学部は避けるべき

厳しい医学部は避けるべき

医学部再受験生にとって医学部合格は、現役生や一浪生などと比べると不利と言わざるを得ません。

医師になるまでには6年間の医学部教育に加え、2年間の臨床研修を受けないと臨床医として勤務できないため、合計で8年の時間を要することになります。

30歳で医学部に合格した場合は、臨床医になる頃には38歳です。

医師という職業は体力的・精神的にもハードな仕事であるため、年齢が高い再受験生は敬遠されがちです。

また、国立の場合は医学部6年間の総額費は300万円程度で済みますが、それは国からの税金によって賄われているからです。

そのため、長期的な医師としてのキャリアが積める現役生や1、2浪生を好む医学部があります。

近年は、様々なバックグラウンドを持つ医学部生を集める動きもありますが、そういった大学は学資編入などで募集しています。

したがって、一般入試はやはり年齢が不利に働くこともあるため、「年齢に厳しい」大学は避けるほうが賢明です。

年齢を理由に群馬大学医学部を不合格になった50代主婦の訴訟事例

2005年に群馬大学医学部を不合格となった50代の主婦が、年齢を理由に不合格になったのではないかと訴訟沙汰になったケースがあります。

判決結果から紹介すると年齢差別があったかどうかについては、原告の主張が退けられる結果となりました。

争点となったのは、面接試験が合否判定に影響したかのことでしたが、これについては明らかになりませんでした。

群馬大学の場合、センター試験と学科試験、小論文、面接、調査書による総合的な判断によって合否が判定されています。

筆記試験では合格者平均点を上回っていたので、原告の主張では面接で不合格になったとしか考えられないということです。

そこで、面接の点数化、判定基準を明らかにするよう大学側に求めましたが、大学側は今後の入試に影響を及ぼすことを理由に応じませんでした。

また、入試担当者からは「医師として社会に貢献できる人材を育成するのが国立大学の使命であるが、それを実現するには年齢的に問題がある」と言われたと主張しましたが、判決では証拠がないとみなされました。

結果的にこのケースは、年齢が原因で不合格になったのか否かが明らかになりませんでしたが、再受験生をはじめ多くの人から注目を集めました。

合格できる可能性がある医学部を目指す

医学部再受験生は、「行きたい医学部」を目指すのではなく「合格できる医学部」を目指すことが一番の近道となります。

志望校があっても年齢条件が厳しかったり、難易度が高かったりした場合、時間だけが過ぎていきより不利になってしまいます。

医学部合格を1年でも早く実現できれば、医師になる年齢もそれだけ若くなり長期的なキャリアプランはもちろん、勉強に投資した学費などを早く回収することも可能になります。

合格できる医学部は、年齢に寛容かどうかを見極めるのはもちろんですが、入試の出題傾向をしっかりと過去問などを通じて把握することが重要です。

得意科目の配点比率が高い、自分が得意とする分野が毎年出題されているなど、入試本番で自分の力を一番発揮できる医学部を探し出しながら出願校を選んでいくと良いでしょう。

ただし、自分で各大学の入試傾向などを全てチェックするのは多くの時間を割く必要でてくるため、再受験生の実績ある医学部予備校に在籍する方が最適なアドバイスをもらうことができます。

  • 得意科目の配点比率が高い
  • 出題範囲で得意な分野が多い
  • 自分の学力の範囲内
  • 年齢に比較的寛容

私立大学医学部も視野に入れる

私立大学医学部も視野に入れる

再受験生は、高額な学費を理由に国公立大学医学部に絞っている人が多い傾向にあります。

ただし、国公立の場合はセンター試験で文系科目も対策が必要になるため、学習量も多いだけでなく、センター試験で得点率を突破しても二次試験で失敗するリスクがあります。

国公立は前期・後期の2回しか挑戦できないうえ、後期は難易度が高くなるため合格を勝ち取るには非常に難易度が高くなります。

国公立大学医学部は、競争率が高く難易度も非常に高いため再受験生の場合は、一発合格する人も中にはいますが、多くは数年を要しても合格できずにドロップアウトしています。

いっぽう、私立大学医学部なら受験日程が重ならければ併願受験も可能なので、より合格できる可能性を高くすることができます。

また、私立大学医学部の場合は、数学と英語と理科科目で受験できるため科目に絞って学習に専念できるため、より学力を伸ばすことが可能です。

私立大学医学部の学費は高額ですが医学部に入学できるチャンスは断然高まるため、志望校の候補に入れることをおすすめします。

奨学金制度の活用

私立大学医学部で最も学費が安い場合でも6年間総額は2000万円となっており、国立300万円に比べると非常に高額です。

そこで多くの医学生は国や各医学部で用意されている奨学金制度を活用して高額な学費に備えています。

奨学金には、給付型貸与型の2種類があります。

給付型は、返済不要の奨学金であり入試成績優秀者、学業成績優秀者、または地域枠など都道府県から支給されるケースがあります。

ただし、自治体などから支給される給付型の奨学金は、返済不要の代わりに卒業後は指定された医療機関で医師として一定期間(9年ほど)働く必要があります

自治医科大学や産業医科大学は給付型と同じ制度で学費の全額・一部免除を行っていますが、自治医科大学は年齢に寛容ではない部類に該当しているので、産業医科大学のほうがまだ再受験生には目指しやすいでしょう。

いっぽう貸与型は、卒業後返済が必要な奨学金で日本学生支援機構や大学独自の奨学金があります。

日本学生支援機構の奨学金の場合、医学部生は月額最大16万円まで貸与してくれるので、6年間に換算すると1152万円となり、2000万円の医学部であれば半額を補てん可能という計算になります。

ただし、授業料以外にも書籍代などが高額になりがちなうえ、卒業後は利率も発生するので計画的に借りることが重要です。

ちなみに日本学生支援機構では、無利子で最高65,000円まで貸与する第一種奨学金もありますが、こちらは利子がない代わりに審査は厳しめです。

第一種 第二種
貸与額(月額) 最高65,000円 最高160,000円
利子 無し 有り(最大3%)
世帯年収の上限
(世帯数によって異なる)
最高904万円 最高1,313万円
学力基準 高校の平均評定3.5以上 高校の学業成績が平均以上

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学力を伸ばすのが先決

医学部再受験生は、受験勉強から遠ざかっていることもありやはり現役生や1浪生などと比較して学力が劣っています。

したがって、年齢条件を心配する前にまずは医学部合格に必要な学力を身に着けることが重要です。

独学で再受験を目指す人も多いようですが、学習の効率性と偏差値アップの確実性を求めるためには専門の医学部予備校を利用することをおすすめします。

学費を抑えたい人も多いと思いますが、大手予備校はサポート体制があるものの生徒一人ひとりに対する充実度が劣ってしまいます。

勉強方法が分かっている人や、自分で学習管理ができる人は大手予備校でも医学部を十分目指せますが、それ以外の人は医学部予備校がおすすめです。

医学部予備校は、厳格に学習管理を行いながら少人数教育で丁寧に指導してもらえるため、自己管理が苦手な再受験生でも豊富な学習量と授業量を確保できます。

最新の入試動向に注意し再受験に寛容な大学選びを!

今まで医学部再受験に寛容であった大学が、現役生や1浪生重視の入試路線へ変更するケースが最近多くなってきているので注意が必要です。

例としては、小論文の非点数化、面接試験の導入、合格者の成績開示の廃止、現浪比率の非公開化,二次試験の加点変更などが挙げられます。

実際、国立大学医学部でも面接を採用していなかった山梨大学や熊本大学などが、面接試験を相次いで導入している傾向があります。

今まで、3浪以上の合格者が4割以上を占めていたのに、現役や1浪生の合格比率が増えてきた場合は注意しましょう。

最新の入試データや情報は、医学部予備校が豊富に蓄積しているため、信頼性の低いネット上の情報を信用する前に、まずは講師やスタッフに相談すると良いでしょう。

年齢に寛容な医学部は、滋賀医科大学、帝京大学、聖マリアンナ医科大学など、まだまだ数多くあるので、再受験生でも医学部合格は十分目指すことが可能です。

多浪生でも合格実績が豊富な医学部予備校

ピックアップ 慶応進学会フロンティア
慶応進学会フロンティア

慶応進学会フロンティアには、多浪生や再受験生の多くが医学部合格を実現している高い実績があります。社会人のために長年の受験指導から生まれた「CBSS」を開講しています。合格するまで最長3年間は完全指導を行い、医学部合格で入学の際は奨学金も支給される他校にはない魅力的なコースです。定員は6名しか受け付けていないため、興味がある人は早めに問い合わせることをおすすめします。豊富なノウハウを有しているだけでなく、各大学の特徴も熟知しているので、30代以上でも医学部合格が実現可能です。

特徴 詳細 公式HP
社会人のための医学部講座で徹底フォローをお約束 詳細 公式HP

再受験生の医学部合格実績が豊富

ピックアップ 野田クルゼ
野田クルゼ

野田クルゼは、医学部受験指導40年以上の実績がある実力派の医学部予備校です。現役生から高卒生、社会人と幅広い世代の受験生が日々切磋琢磨しています。国公立・私立問わず上位医学部への合格実績も豊富です。特待制度も充実しており、学力に自信がある人なら授業料負担を抑えることが可能です。

特徴 詳細 公式HP
45年以上の指導実績を誇る人気の高い医学部予備校 詳細 公式HP

安易な理由で医学部再受験は禁物

ただでさえ年々医学部受験の難易度は上がっているにもかかわらず、高校あるいは中学から医学部を目指して勉強しているライバルにゼロからのスタートである再受験生が合格を勝ち取るには並大抵の努力が必要になります。

大学に進学したものの先行き不透明な将来を悲観し医学部を目指そうと決意したり、就職したけれどイメージしたような待遇や地位に恵まれず医学部を目指そうと思う方が見受けられます。

ただし、医学部合格はそんな安易な考えでは合格できないということを最初に理解しておいたほうが良いでしょう。

医学部再受験生の多くは年齢に寛容かどうかの前に、最後まで医学部に必要な学力を身につけられずにドロップアウトしてしまいます

なかには大学や仕事と両立しながら勉強してやっぱり無理だと思い、在籍している大学や仕事に戻る人は結構多いです。

戻る場所があるならまだ良いものの、医学部受験に専念するために会社を辞めてしまった場合は、再就職も難しく厳しい現実に直面するリスクがあります。

医学部再受験を本気で目指すのであれば、誰よりも努力する覚悟が必要です。

そして、1人で考え込まず医学部予備校など受験のプロに相談することも1つの方法です。

その場合、厳しい現実を教えてくれた上でアドバイスをくれる医学部予備校のほうが信頼できます。

予備校も経営の立場上、甘い言葉で勧誘してくるかもしれませんので口車に乗ってしまわないよう注意しましょう。

25歳以下の再受験生ならAOや公募推薦もおすすめ

医学部再受験だからと言って一般入試以外の方法を諦めている人もいるかもしれませんが、入試制度は各大学によって異なります。

公募推薦やAO入試の場合、4浪まで出願可能な私立大学や、金沢医科大学にあたっては25歳以下ならAO受験を実施しています。

したがって、再受験生の中でも一般入試以外で医学部を挑戦できることが可能なので積極的に受験していくことをおすすめします。

一般入試以外に推薦入試など選択肢を増やすことで、より合格のチャンスを高めることが可能です。

ただし、依然は年齢制限なしの推薦入試を取り入れていた私立医学部もありましたが、廃止するなど現役生や1浪生までに入試制度をシフトさせている傾向にあります。

今後は、よりその傾向が強くなることが予想されるので、できるだけ1年でも早く医学部に合格してしまうことが重要となります。

また、職歴があるものの年齢が20代後半以上の場合は、再受験だけでなく医学部学士編入も1つの方法となります。

もちろん、定員数が少ないため競争倍率が非常に高いですが、年齢に寛容ではない医学部は、学資編入で受け入れるという姿勢を持っている大学も少なくないので検討してみる余地はあります。

対象年齢が広い医学部推薦・AO入試まとめ(2017年度)

大学名 区分 対象 定員 備考
新潟大学 国立 3浪まで 17名 地域枠
名古屋市立大学 公立 3浪まで 7名 地域枠
京都府立医科大学 公立 4浪まで 7名 地域枠
金沢医科大学 私立 25歳以下 27名 AO入試
川崎医科大学 私立 4浪まで 5名 岡山県地域枠
4浪まで 15名 中国・四国地域枠

2浪以上を対象とした推薦入試は多くはありませんが、複数校あるので他学部在籍者などで再受験を目指す人は検討してみると良いでしょう。

ただし、地域枠での募集となっているため、卒業後の進路は制限がかかってしまうことは事前に理解しておくことが前提です。

30代でも医学部に入れるの?

医学部再受験をする人は、傾向として、大きく分けて2パターンに分けられます。

1つ目のパターンは、元々現役の受験生の時に医学部を志望だったがその時は合格には届かず、他学部を経て社会人になったけど、やはり医者になる夢を諦めきれなかった人です。

2つ目のパターンは、親が医者で、実家が病院を経営していて、元々医者には興味がなかったものの、親の引退を機に後を継がなければならなくなった人です。

どちらにせよ、医学部再受験となると、どうしても年齢がネックになってしまい、現役生と比べると、医者として働ける時間も短くなってしまうため、医学部再受験生に対して寛容でない大学が増えてきているのも現状です。

事実、30代以上の年齢で医学部再受験をするとなると、合格率はグッと下がり、35歳を過ぎると合格が更に難しくなると言われているのが現実です。

また、30代が医学部再受験をし、たとえ合格点に達していても面接で落とされてしまうことさえもあります。

しかし、厳しく険しい道のりですが、結論から言うと、30代を過ぎても医学部再受験をし、医者になることは可能です。

医学部再受験に寛容な大学もありますし、実際に30代で医学部再受験し、医者になった人もたくさんおり、文系出身の人が医学部再受験を経て医者になったと言う例も多くあります。

また、一度社会に出ているので看護師や薬剤師の資格といった現役生には持ち得ていない貴重な知識や経験があったり、コミュニケーション能力やビジネスマナーに長けていたりといった武器を持っています。

あとは、適切な志望校決定と日々の努力があれば、医学部合格も現実味を帯びてきます。

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社会人の医学部受験で両立か専念かの判断は慎重に

私立大学医学部も視野に入れる

社会人で医学部再受験を目指す人には2パターンいると思います。

1つは、現在の仕事を続けながら医学部合格を目指すパターンと、仕事を辞めて医学部受験に専念するパターンです。

どちらが良いとは言い切れず、それぞれメリットおよびデメリットがあり一長一短です。

仕事と両立しながら医学部を目指すということは、平日の夜間と週末の時間しか勉強時間が確保できません。

医学部予備校に通うライバルは1日12時間学習も普通の状態であり、やはり勉強量が不足してしまいがちです。

ただし、失敗する人が多い医学部再受験で最悪の結果になったとしても、現在の仕事一本にまた戻ることができます。

いっぽう、現在のキャリアを捨てて医学部受験に専念する場合は、他のライバルと同じように圧倒的な学習量を確保できます。

しかし、貯金がある程度ないと、金銭的な面で親からのサポートが必要なので家族の理解が必要になってくるでしょう。

また、医学部再受験に失敗した場合は、受験勉強に費やした期間が履歴書では空白になってしまうため、次に就職する際は前職よりも報酬や待遇面で劣る、あるいは再就職が困難になることを覚悟した方が良いかもしれません。

働きながら医学部合格を実現した人もおり、不合格のリスクも考えると専念したほうが良いとは限りません。

重要なのは、学習面だけでなく精神面でのサポートも受けられ、社会人の合格実績が豊富な医学部予備校に通うことが重要となります。

両立するメリット 専念するメリット
再受験に失敗しても仕事がある 豊富な学習時間が確保可能
専念よりも経済的余裕がある 退路を断つことで勉強への集中力が上がる
両立するデメリット 専念するデメリット
学習時間の確保が困難 不合格の場合は再就職が難しい
仕事と勉強の両方が中途半場になる可能性あり 収入が途絶える分生活が厳しくなる
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