名古屋市立大学医学部

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キャンパス立地や実績など評判で人気の高い名古屋市立大学医学部は医学部再受験生にも寛容的なのでしょうか。

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名古屋市立大学医学部医学科

名古屋市立大学

名古屋市立大学医学部医学科は、1950年に設立された旧制医学専門学校を起源とする大学です。

学生一人当たりの教員数は8名程度と、名古屋市立大学は全国トップクラスの少人数教育を実施する大学としても有名。

しかも名古屋市立大学は公立大学の中では唯一医学部・薬学部・看護学部のメディカル系3学部を設置する大学で、地域医療の貢献度も高いのが特徴。

地域貢献度ランキングで名古屋市立大学は、全国5位、公立大学では1位の実績を誇ります。

これまで約5,000名の卒業生を輩出しており、名古屋市立大学の卒業生は臨床医だけでなく、研究医や国の行政機関あるいはWHOやJAXAの職員など幅広い分野で医療貢献を行っています。

キャンパスの立地がいいので学生生活も便利で人気が高い

医学部キャンパスは郊外に設置されている国公立大学医学部も少なくないですが、名古屋市立大学は名古屋市瑞穂区の市内中心部にキャンパスを設置。

地下鉄桜山駅から接続しているので、毎日の通学も非常に便利なのが魅力

ただし、市中心部に位置するすることから、桜山キャンパス周辺で家を探すとなると家賃は高くなってしまいます。

医学部再受験生へのおすすめ度

偏差値は国公立の中でも高め

名古屋市立大学は、中部地方最大年の名古屋市内にキャンパスがあって学生生活も楽しめることから受験生に人気。

しかも、出身高校は愛知県の名門高校の1つ東海からの学生が多いことから偏差値は高いです。

合格に必要な偏差値は65以上であり、関東の国公立で言えば筑波大学くらいの学力が必要となります。

したがって、名古屋市立大学は年齢や面接よりも、まずは合格に必要な学力を身につけることが医学部再受験生にとって一番の課題となります。

ただし、名古屋大学と違い、2次試験に国語がないことから、理系出身の医学部再受験生にとっては受験しやすい大学となります。

地域枠は3浪まで受験可能

地域枠は現役生や浪人1年目までの受験資格が多いですが、名古屋市立大学は3浪まで受験できるので、医学部再受験生の中でも挑戦できる人がいるかもしれません。

愛知県内の高校卒業生に限定されますが、合格できれば愛知県から修学資金が受給されるので経済負担を抑えることが可能です。

ただし、卒業後一定期間は愛知県の地域医療に従事する必要があるため、卒業後の進路が制限される点に注意しましょう

二次重視で理科(化学・物理)の配点が高い

名古屋市立大学医学部の入試で注意しておきたいのが、2021年度から理科科目で生物が選択できなくなりました

医学部再受験生で文系の人は高校時代に生物を選択していた人もいるかと思いますが、名古屋市立大学は化学と物理の勉強が必要になるので、注意しておきましょう。

また、2021年度からは二次試験の配点が前年と比較して2倍になり、2次重視の入試に変わります。

区分 配点 合計
共通テスト 国語:125点、数学:125点、理科:100点、英語:125点、社会:75点 550点
二次試験 数学:300点、理科:400点、英語:300点、面接:200点 1200点

名古屋市立大学医学部も旧帝大など難関国公立医学部と同じ2次重視の入試に変更するため、共通テストで失敗しても挽回のチャンスはありますが、2次試験の重要性が高まることになります。

なお、三重大学や岐阜大学並びに浜松医科大学など東海地方は二次の配点比率が高い医学部が多い傾向にあります。

年齢に寛容的なため医学部再受験の合格者は多い

名古屋市立大学医学部は、医学部再受験生でも面接で満点が取れることで有名になるくらい年齢には寛容的です。

22歳以上の合格者についても「大学ポートレート」によると、35歳以上の合格者も輩出するなど、名古屋市立大学は医学部再受験生でも合格できる国公立大学医学部の1つ。

医学部再受験を理由に面接で不利になることはないので、偏差値を上げるための勉強がやはりカギとなります。

合格者の年齢区分 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年
22歳以上25歳未満 4名 3名 2名 5名 3名
25歳以上30歳未満 4名 5名 3名 6名 1名
30歳以上 1名 3名 2名 1名 0名
(参考:大学レポート)https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html

名古屋市立大学医学部の基本情報

キャンパス 桜山キャンパス
住所 〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
学費 約350万円
男女比率 67:33(入学者割合)
医学科公式HP https://www.nagoya-cu.ac.jp/academics/undergrad-med/index.html

2020年度一般入試の試験結果

こちらは、名古屋市立大学の2020年度の入試結果をまとめていますので、医学部再受験生で合格を目指す人は参考にしてみて下さい。

なお、2021年度からは理科科目で生物が選択できなくなり、二次試験の配点が2倍に増加。

また、一般入試の募集定員が70名から60名と10名減少しているので、名古屋市立大学の難易度は高くなるかもしれません。

2020年度に比べて2021年度は試験形式が大きく変わるので、医学部再受験生は注意しておきましょう。

前期日程の合格者数と志願者倍率

募集定員 志願者数 受験者数 合格者数※ 志願者倍率
70 194 157 71 2.73

前期日程の試験科目

一次試験科目
(理科二科目)
配点
センター試験 500点
英語 150点
数学 150点
理科(2科目選択) 200点
面接 200点
合計 1200点

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