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【薬学部・薬剤師の医学部再受験】実は多い?合格勉強法もご紹介!

医学部再受験というと、さまざまな背景の人がいますが、看護師や薬剤師といった医療職からの志望者がやはり比較的多い印象です。

その中でも特に合格しやすいのが、薬剤師。

しかしながら、実際には、医学部再受験を思い立ったものの様々な理由でギブアップしてしまったという薬剤師も少なくありません。

今回は、薬学部出身者・薬剤師の医学部再受験について、このような実態を踏まえながら、合格への最短距離となるポイントを解説していきます。

薬学部・薬剤師の医学部挑戦は他より優位

薬学部・薬剤師の医学部挑戦は他より優位

一般的に、医学部再受験で合格を勝ち取るためには、

  • 志望動機
  • 学力
  • 年齢

この3つの要素で志望校の条件を満たさなければいけません。

全科目で有利

薬学部・薬剤師の場合は、このうち「学力」で大きなアドバンテージを持っています。

というのも、医学部再受験で多くの人が苦しむ「化学」について、薬剤師は薬学部時代にその先を学んでいるから。

薬剤師の医学部再受験では、化学の勉強は高校範囲の確認程度になることも。

また、その他の科目でも他の医学部再受験生より大きく有利です。

医学部再受験では、文系出身の人もいるため、すでに理系である薬学部の受験を合格している点で「数学」「物理」なども思い出す程度で済むことも。

「英語」についても、薬学研究などで論文を読んでいたこともあり、苦労する人は多くありません。

いずれにしても、高校卒業から医学部再受験までの期間が短い方が良いことは確かです。

学士編入の方が特に有利

医学部再受験では、一般試験で入学する方法と、学士編入試験で入学する方法があります。

編入試験とは、大学を卒業し「学士」を修めた人のみ出願資格があるため、一般試験に比べて圧倒的に受験人口が少ない入試制度。

当然、募集定員も少ないため倍率は数十倍になることもあります。

医学部再受験というと、多くの人が一般試験で受験する方をイメージしますが、薬剤師の場合は学士編入試験で大きく有利です。

意志・人間性で勝負するなら学士編入

一般試験と編入試験の大きな違いの一つに、面接時間があります。

医学部再受験として一般試験を受けると、面接時間は平均10分ほど。15分あればかなりいい方です。

一方で編入試験の場合、25〜30分近く面接を行う大学がほとんどで、中にはそれを2回行う大学も。

それだけ、学士編入では「志望動機」や「人間性」を評価されることになります。

薬剤師で医学部再受験を志す人の多くは、厚い意志をもった人が多い印象です。

また、すでに薬剤師としての実務経験があれば、医療人としての人間性も磨かれているもの。

医学部入試では面接官が医師ということが珍しくないので、薬剤師という資格がありながらも医師を目指す理由や思いを強くアピールできる場があるため、医学部再受験をするのであれば、薬剤師は編入試験の方が有利になることが多いです。

編入はメリットが多い

医学部の学士編入では、1年後期〜3年前期で途中入学となります。

ほとんどの大学では2年次からの途中入学ですが、これにより医学部卒業までにかかる学費負担が減るというメリットがあります。

特に私立の場合は学費が年間数百万円規模のため、編入できればかなりお得です。

また、一般試験の医学部再受験と違い、編入試験では国公立大学を複数併願することが可能。

最短で合格を勝ち取りたい中では、受験機会が増えることはとても大きなメリットです。

医学部再受験のメリット

医学部再受験のメリット

薬剤師から医師に

薬剤師として医学部再受験をする最大のメリットは当然「医師になる」ということ。

薬学部での病院実習や実務での疑義照会など、医療における医師の役割を実感している薬剤師は、これが志望動機という人も多いでしょう。

年収はもちろん、医療チームでの立ち位置なども大きく変わります。

病態を踏まえた適切な処方ができる

薬剤師は薬の専門家であるため、ある疾患に適応のある複数の薬剤について、それぞれの特徴や使い分けを知っています。

一方の医師は、病態の専門家であるため薬の使い分けまでは気が回らず、慣れた薬を選んで処方することも多いそう。

薬剤師としての資格を持った上で医師になった場合には、適切な処方を選択して疾患にアプローチすることが可能に。

実際に、薬剤師資格を持った医師は優秀な相談役として医局で大事にされるという話もあるほどです

入学後も薬剤師として高時給バイトができる

医学部生は大学生としての生活費に合わせて、専門書である高額な教科書代や実習費が必要になります。

医学部再受験の場合は、事前に貯金して受験する人もいますが、それだけでは足りなかったという話をよく聞きます。

もちろん、奨学金などを活用することも可能ですが、修学費のためにアルバイトをしている医学部生は決して珍しくありません。

そんな中、薬剤師という国家資格を有しているため、一般のアルバイトだけでなく薬局やドラッグストアでの専門的なアルバイトをすることができます。

ご存知の通り、高時給であるため、短時間で必要な生活費を蓄えることが可能に

そのため、薬剤師で医学部再受験を成功させた人は、入学後も他の学生ほど苦労せずに医学の勉強時間を捻出することができるのです。

薬学部・薬剤師の医学部再受験の注意点

薬学部・薬剤師の医学部再受験の注意点

本気なら早く始めるべき

冒頭で述べた通り、医学部再受験で合格するには

  • 志望動機
  • 学力
  • 年齢

の三要素で志望校の条件を満たす必要があります。

ここで注意が必要なのが、下の二つ。

年齢に関しては、年齢に寛容な大学とそうでない大学がはっきりとしているため、情報収集を怠らなければ対策することが可能。

しかし、だからと言っていつまでも受験を先延ばしにできるわけではありません。

医学部再受験では、若い人ほど学力基準を満たすのが早いです。

というのも、年齢が若い方が自身の大学時代の学び、大学受験の知識を思い出しやすいから。

逆に、薬剤師としての実務期間が長いほど、それだけ医学部再受験合格に必要な学力を獲得するには時間が必要となります。

あれだけ薬学部で扱った化学の知識を、実務ではほとんど使っていないことを思えば、先延ばしにするほど合格可能性が遠のくことがわかることでしょう。

医学部再受験をしようと本気で考えているのであれば、とにかく早く始めるべきです。

受験は情報戦

医学部再受験に関わらず、大学入試全体に言えることですが、「受験は情報戦」です。

例えば、医学部再受験にとっては、年齢に寛容な大学と厳しい大学の把握は必要不可欠。

しかしそもそもそのことを知らなかった場合、どれだけ努力して十分な学力を得ても厳しい大学を受験してしまっては失敗に終わるのです。

医学部再受験の場合はこの例以外にも、倍率や定員の動向、学費や奨学金制度、自分の得意分野不得意分野と大学の出題傾向の相性など、知っているかどうかで優越のつくパラメーターがたくさんあります。

薬剤師として働いている中ではなかなか得られないものばかりなので、ネットブログ、大手予備校などを活用して情報収集を徹底する必要が。

筆者のおすすめは、大手予備校もしくは医学部専門予備校に所属し、情報をそこから得る方法。勉強時間を削る必要がなく、確実に正確な情報が得られます。

仕事との両立は難しい

薬剤師として医学部再受験を目指す場合、今の安定した薬剤師としての収入を手放すかどうかが、よく悩みの種になります。

実際のところ、薬剤師としての仕事と受験勉強を最後まで両立させて成功した例はほとんどないようです。

医学部再受験の場合、遅くても10月11月ごろには薬剤師の仕事をやめ、ラストスパートとして勉強に専念するものです。

現役高校生はもちろん、浪人生の場合は一日中勉強して1年間を過ごしているため、いつまでも薬剤師として働きながら受験勉強をするのは、単純に勉強時間で大幅なビハインドを抱えることになるのです。

面接対策は十分に

医学部再受験では、面接において「なぜ医師なのか」「なぜ今なのか」といったことをしつこく聞かれることが珍しくありません。

そのため、医学部再受験生は面接対策を十分に行う必要がありますが、薬剤師の場合はさらに身構える必要が。

「どうして薬剤師じゃだめなのか」という質問は、当然予想されますが、語弊なく自身の考えを伝えられるよう入念に準備しておきましょう。

「人助けがしたい」「身内が病気で…」と言った医学部志望動機は高校生なら許されますが、一度医療界を知ったものとしての知見を持たなければ、医学部再受験の面接ではなかなか評価されないでしょう。

合格勉強法

合格勉強法

最後に、薬剤師の医学部再受験において、最短合格を可能にするためのポイントをご紹介します。

私立or国公立

医学部再受験では、志望校を私立か国公立かどちらにするかで大きく年間の勉強計画が変わります。

私立の場合は、英数理2の4科目がほとんどで、中には「数Ⅲなし」「理科1科目」という大学もあります。

それだけ合格難易度も下がりますが、そういった大学は学費が比較的高額である傾向に。

しかし、4科目しか学ばなくていいとなると、ギリギリまで薬剤師として働きながら貯金、受験勉強が可能です。

一方の国公立を志望する場合、医学部で必要な学費は大幅に下がりますが、共通テストで文系科目が課されたり、チャンスが前期と後期の2回のみと入試難易度が高くなります。

この場合、必要勉強量も相当になるため、早々に薬剤師として働くことは諦めるべきです。

英語、数学、理科は対策不要?

冒頭で述べたように、薬学部出身者は医学部再受験でかなり優位に立っています。

しかし、されど「医学部受験」。求められている学力は大学受験トップレベルです。

手始めに、入試難易度が比較的低い私立医学部の過去問題を解いてみることをおすすめします。

このマーク式の出題を難なく解くことができ6割近くの正答率であれば、かなり余裕を持った受験生活が可能ですが、そうでなければ気合を入れて対策する必要があります。

英語

受験英語の対策が必要なため、『DUO 3.0』『ターゲット1800』などの英単語帳、『Next Stage』『Forest』などの文法書から徹底した復習を行いましょう。

余裕があれば、TOEICでのハイスコアを目標に勉強することをおすすめします。

後で紹介する編入試験ではTOEICで規定以上のスコアを有していれば英語受験が免除となり、その分、受験勉強を他の教科に割くことが可能になります。

数学

まずは『全レベル問題集』(東進)などの問題数の少ない参考書で、全範囲を網羅的に演習し、「抜けているところ」「比較的覚えているところ」を明確にしましょう。

そうすることで必要な勉強量を把握でき、効率的に勉強計画を立てることが可能です。

苦手な部分は『はじめからていねいに』(東進)を利用し、問題演習は『チャート式青』や『Focus Gold』を何周もしましょう。

理科

薬剤師が比較的得意である化学でも、特に無機分野は改めて勉強が必要。

ただし、やはり得意分野であるだけにインプットはほどほどに、問題集を使ったアウトプットに重きをおいて、早々に安心感を得ましょう。

物理・生物の選択では、よほど苦手意識がない限り生物を選択する方がおすすめ

すでに薬学部で学んでいるため、かなり有利に勉強を進められるはずです。生物も、アウトプット重視で演習量を積むことをおすすめします。

国公立を目指すなら

実際のところ、薬学部出身・薬剤師の医学部再受験では国公立を志望する人が大半です。

ここでは最後に、国公立医学部を志望する際のポイントを解説します。

医学部再受験に寛容な大学を選ぶ

これまでにも言及してきましたが、医学部再受験では年齢に寛容な大学とそうでない厳しい大学とが事実存在します。

何も知らず受験して不合格。

後からその大学は年齢に厳しい大学だと知った、なんて悲しいことにならないためにも、志望校を選ぶ段階で「年齢に寛容かどうか」でまずは大学を篩にかけましょう。

ネットで検索しても情報は得られますが、データに基づいた確かな情報は予備校で得られるもの。

確実に最短合格を目指すのであれば、情報提供・チューターとしての役割を求めて予備校に通うことを検討しましょう。

国公立志望なら薬剤師と受験勉強の両立は難しい

国公立の医学部再受験であれば、共通テスト対策も必要になりかなりの勉強量が必要になります。

薬剤師としての仕事と国公立の医学部再受験として受験勉強を両立させることはかなり厳しいと言わざるを得ません。

薬剤師の医学部再受験で国公立を目指す場合、少なくとも1年間は薬剤師の仕事を辞めて受験勉強に集中する人がほとんどです

編入試験も視野に入れる

学費などの観点で国公立を強く志望しているのであれば、医学部再受験として一般試験に挑むだけでなく、次年度の編入試験も検討することをおすすめします。

もちろん、編入試験の方が出題の難易度も上がり、対策内容も異なります。

しかし、医学部の編入試験に課される「生命科学」は薬学部出身者・薬剤師にとっては医学部再受験での理科よりも学びやすい場合が多いです。

編入試験は早ければ12月から出願が始まるため、早期に視野に入れて、情報収集し検討することを強くおすすめします。

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